2023年1月29日
東京11レース 根岸ステークス(G3)
@オーロラテソーロ
調子↑
「ここ2戦は展開がきつかった。状態は安定しているし、1400メートルも丁度いい。メンバーは強いが、スムーズな競馬ができれば。」とのコメントも、今回16着と最下位に敗れる形。ハナを切ったが、ペースが厳しすぎたか?自滅する形で直線全く抵抗出来なかった。中央重賞だと力不足感は否めない。
Aヘリオス
調子→
「転厩初戦で手探りな面はあるが、以前の厩舎のパターンを踏まえて調整。いい時計が出ているし、スピードもあるね。力を出せる仕上がり。」とのコメントも、今回15着大敗。ハイペースの逃げ馬を追走する形になったとはいえ、想像以上に直線では手応えがなかった。ここにきて衰えを感じさせるレース内容。
Bホウオウアマゾン
調子↑
「先週、ハードに追ったが、まだ太めが残っているので今週も坂路で併せ馬。今回は目先を変えてダートへ。強いメンバーでどこまでやれるか。」とのコメントも、今回12着と大敗を喫する形。好位に付ける事がさえ出来ず、全く見せ場なく敗れてしまった。ダートは合ってないという他なく、芝コースで改めて。
Cセキフウ
調子→
「火曜追いでしたが硬さが無くていい動き。前走でも手前を替えず、気持ちの面であてにできないが、真面目に走れば面白い。」とのコメントを寄せていたが、結果は13着。得意の末脚勝負に持ち込もうとしたようだが、直線では前走の様な爆発力を感じられなかった。非常に気難しい気性の馬。
Dアドマイヤルプス
調子↑
「ここ2戦は力負けというよりも、気持ちが切れてしまう様な負け方。短期放牧から帰厩後は、そのあたりを踏まえて調教を強化。その効果で前進気勢を取り戻して当週もいい動きだった。今回は脚を溜める形で臨む。」とのコメントも、今回11着と大敗を喫する形。休み明けの分もあったか、後方に控えても直線は良いところがなかった。もう一列前で競馬出来ないと厳しいか。
Eギルデッドミラー
調子→
「落ち着きが出てきた事で、スタートも折り合いもスムーズに。カーブが1回の1400メートルはぴったり。ここも相手は強いが、どこまで差し込んで来られるか楽しみ。」とのコメントも、今回2着好走。前走で破った勝ち馬にしてやられた形も、直線の伸び脚には目を惹くものがあった。本番へ向けて視界良好。
Fレディバグ
調子→
「帰厩後の乗り込みは順調。前走でも自分の脚は使っていたし、左回りの1400メートルはベストの条件。鞍上も乗り慣れている。自分の競馬に撤してどこまで差し込めるか。」とのコメントも、今回10着大敗。久々の分中身が伴っていなかったか、或いは中央重賞では力不足か。次走どこまで立て直せるか。
Gテイエムサウスダン
調子↑
「前走は小回りで追走に苦しんだし、1200メートル自体も少し忙しい印象が。1ハロン延長は間違いなくプラス。運動量も増やしてしっかり乗り込んできたし、それに伴い動きも素軽くなった感じ。改めて期待したい。」とのコメントも、今回14着と大敗を喫する形。ハイペースに巻き込まれる形になったとはいえ、昨年のレース振りを考えると物足りない内容。本番までにどこまで立て直せるかが鍵。
Hベルダーイメル
調子→
「中京の1400メートルで勝っているし条件は良さそうだが、輸送減りするので移動をクリアできれば。」とのコメントも、今回7着敗走。一気の距離短縮にも意外に対応してみせた。徐々に良かった頃の状態に戻ってきている。
Iタガノビューティー
調子→
「前走は一瞬伸びかけたが、最後は脚があがってしまった。1400〜1600メートルくらいがいいのかもしれない。実績のあるコースだし、置かれずに追走出来れば。」とのコメントも、今回4着入線。後方から良い脚を使ったが、最後まで前を捉える事は出来なかった。良い時と比べると爆発力にやや陰りが見えるか。次走どこまで。
Jジャスパープリンス
調子→
「東京での成績はひと息だが、中間もいい状態をキープしている。脚の使いどころが難しい馬なので、続けて同じ騎手が乗るのはいい。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。スムーズなレースは出来た印象だが、それだけに良かった頃と比べると物足りなさが目立つ。年齢的な衰えは隠せないか。
Kデンコウリジエール
調子→
「帰厩後は順調に乗り込めているが、間隔が詰まって良さが出るタイプ。2走前の走りから舞台は合うけど、重賞で相手も強くなるからね。」とのコメントも、今回8着敗走。後方に控えて直線はなだれ込むだけというレース内容。関西圏でないと力を発揮できないか。相手関係も強かっただけに展開が向かないと厳しい。
Lレモンポップ
調子↑
「以前より強めの調教を貸せているし、これほど順調に来たのは初めて。前走の武蔵野Sも収穫の有るレースだったが、1400メートルならオープンクラスで最上位だと思う。いい状態に仕上がった。」とのコメントも、今回ゴール前の接戦を半馬身差で制し、見事勝利を収める格好。着差こそ辛勝だが、先行馬総崩れの展開を前目で粘り込む、見た目以上に強いレース内容。距離の問題があれど、本番でも非常に有力な1頭。
Mバトルクライ
調子↑
「大きな変化はないし、状態はキープしている。前走は芝スタートで後手に回ったけど、今回はオールダート。行きっぷりが違うと思う。」とのコメントも、今回3着好走。中段から良い脚で追い込んできたが、僅かに前を捉える事が出来ず。前2頭が強かったと言うべきか。この馬なりに現状の力は発揮している。
Nエアアルマス
調子→
「年齢的にも大きな変化なくきている。前走はコースが合わなかった。相手は強くなるが、この舞台はいい。外目をスムーズに運べることが理想。」とのコメントも、結果は5着入線。上位4頭からは離される形となったが、先行馬総崩れの展開を最後まで粘る形。展開ひとつでまだ力は通用しそうな雰囲気。
Oケンシンコウ
調子→
「追い切りは掛かってしまい最後はバタバタに。ただ、もともと調教とレースが直結しないタイプ。気むらな面はあるが状態は悪くない。後は当日のやる気が鍵に。距離を詰めるが、先に繋がるようなレースが出来れば。」とのコメントも、今回6着入線。割り切って最後方からの競馬となったが、流石に位置取りが後ろ過ぎたか。近走では一番と言えるレース内容で、ようやく復調にめどが立った形か。