2023年2月12日
小倉11レース 北九州短距離ステークス
①ヤマトコウセイ
調子↑
「間隔はあいたが、仕上がり早で状態は前走時並み。スピードがあるので芝に使うが、今の馬場なら好勝負出来そう。」とのコメントも、今回18着と最下位に敗れる形。好位は取れたが、流石にペースが速すぎたか。久々の芝コース戦としては厳しいレースとなってしまった印象。もう少し時計のかかる展開が理想的。
②ロードベイリーフ
調子→
「なかなかスムーズなレースができないが、前走は少し疲れもあったのかも。感覚を空けて具合はいい。中団で脚を溜めて、どこまで伸びるか。」とのコメントも、今回7着敗走。勝ち馬とはコンマ2秒差で、着順ほど大きく負けている訳ではない。展開ひとつで引き続き注目。
③マウンテンムスメ
調子→
「コンスタントに使ってきたので放牧でリフレッシュ。スピードがあり平坦の小回りはぴったりだし、荒れた馬場も苦にしない。好レースは可能。」とのコメントも、今回16着と大敗を喫する形。好スタートからハナを奪ったものの、ペースが速すぎたか直線全く抵抗出来なかった。マイペースなレースをしたいところ。
④リレーションシップ
調子↑
「寒い時期が得意なタイプ。動きもいいよ。1200メートルで集中して走れれば。」とのコメントも、今回4着入線。陣営コメント通り寒くなって状態が上がってきたか、勝ち馬とはコンマ1秒差。同様のレースが出来ればどこかでチャンスがあるか。
⑤メイショウケイメイ
調子→
「休み明けでも力は出せる仕上がり。今回も自分の競馬に撤するだけ。展開が向けば。」とのコメントも、今回11着大敗。最後方からなだれ込むだけのレース内容。上がりは使っているが、現状力不足感は否めないか。
⑥ビップウインク
調子→
「馬っぷりが良くてこの馬なりに走れそうな雰囲気。いつも通りに一生懸命に走ってくれれば。」とのコメントも、今回12着と大敗を喫する形。3コーナーから一気にマクるように仕掛けていったが、結果的にスタートで後手を踏んでしまった事が痛恨だったか。大きく負けてはいないだけに惜しい内容。
⑦レジェーロ
調子→
「むらはあるが能力は秘めている。出脚が速く、前につけて運ぶ形がいい。小倉は勝ち鞍がある。もう少しやれていい。」とのコメントを寄せていたが、結果は17着。速いペースは完全に向かない形か？後方のまま全く見せ場を作れなかった。時計が掛かる馬場でないと厳しい。
⑧カルネアサーダ
調子↑
「前走はハイラップで競っていって価値のある2着。渋った馬場は苦にしないし、平坦でより速力も生かせるはず。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。ペースが速かったとはいえ、前走もペース自体は速かったものの粘っていただけに…。悲観する程の着差ではないが、今後も展開に左右される形になるか。
⑨ダークペイジ
調子→
「小回り1200メートルが合うタイプ。勝った後はここへ照準を合わせました。パワーアップしているし、オープンでも。」とのコメントも、今回10着大敗。着差自体はコンマ3秒差だが、3コーナーで下がってしまう場面もあり、現状速いペースは不得手という印象。時計が掛かる展開でないと厳しいか。
⑩サトノファビュラス
調子↑
「平坦のこの距離はベスト。火曜日にスクミが出たので、現地では木曜追いに。先週に美浦でしっかり追ったので問題ないと思う。」とのコメントも、今回15着と大敗を喫する形。後方に控えたまま何もすることが出来ず…。順調に調整出来ていない分力を発揮出来なかった印象が強い。立て直せるか。
⑪ヴァトレニ
調子→
「先々週、先週とハードワークをして今週はサッと。体のバランスが良くなり、回転力も出てきた。昨年の冬より体調は安定。平坦は魅力です。」とのコメントも、今回ゴール前の大接戦をハナ差で凌ぎ、見事勝利を収める格好。上位馬の差はほぼないに等しいが、それだけに賞金加算出来たのは会心と言えるか。ジョッキーの手綱捌きが冴え渡った一戦。
⑫キャプテンドレイク
調子→
「近走はずっと調子がいい。ここ2走も展開が向いていないだけで、脚は使えている。今の小倉はこの馬向き。」とのコメントも、今回2着好走。3コーナー過ぎで位置取りを下げる形となってしまったが、今回はそれが逆に功を奏する形。惜しくも勝ち馬はかわせなかったが、復調気配は感じさせる内容。
⑬ロードマックス
調子→
「前走は特殊な馬場が堪えた。気が良くて久々は苦にしない。出たなりで流れに乗って、しまいの脚を生かしたい。」とのコメントも、今回6着に敗れる形。後方から追い込んで勝ち馬とはコンマ2秒差。この馬なりにやれるレースはキッチリやった印象。次走も展開次第。
⑭シセイヒテン
調子→
「水曜の坂路ではいい動き。翌日の木曜に企保を出発した。輸送慣れてしているので問題ない。条件はいいし、うまく流れに乗れれば。」とのコメントも、今回13着大敗。後方に控えたまま何もすることが出来ず終戦…。着差自体は離されていないが、現状展開が向かないと上位台頭は厳しそうな1頭。
⑮ジュニパーベリー
調子↑
「いい状態をキープ。以前、小倉で好走した時は滞在していたので、うまく輸送をこなせればいいね。馬場が悪くなれば上位も期待できるよ。」とのコメントも、今回14着と大敗を喫する形。道中のペースが速く、息が入らなかったのが痛かったか。マイペースな形で次走立て直したい。
⑯ハリーバローズ
調子→
「前走は出遅れた上、3コーナーでゴチャついて…。今回は夏に好走している小倉コース。スタートを決めたい。」とのコメントも、今回5着入線。勝ち馬とはコンマ1秒差のあわやという内容。前走よりスタートは決まったが、決めきるにはキッチリスタートを決める必要があるか。
⑰ストーンリッジ
調子↑
「1200メートルは初めてだったが流れに乗れていたし、最後はしっかりと脚を使っていた。距離も2度目だし、小回りの小倉でも力が出せる筈。」とのコメントも、今回3着好走。後方から上がり最速の脚で追い込み、タイム差無しのところまで詰め寄ってきたが…。展開が向いていただけに賞金加算出来なかったのは痛恨。
⑱カリボール
調子→
「前走はいい脚。現状はためる競馬が合う。ジョッキーも調教に載って特徴を掴んでいる。使った上積みも大きい。」とのコメントも、今回8着敗走。最後方から上がり最速の脚は使っているが、位置が位置だけに流石に前を捉える事は叶わず。今後も展開に左右される形となるか。