2023年4月8日 阪神11レース　阪神牝馬ステークス（G2）

�@サブライムアンセム
調子↑
「前走はスタートで遅れたし、前の馬が残る展開だった。道中でタメが利けばマイルでも力が出せると思う。スタートを五分に出て欲しいね。」とのコメントも、今回2着好走。内々で上手く脚を溜めた事が功を奏した印象。ゲートをスムーズに出た事も強調出来る材料で、引き続き鞍上継続騎乗なら好勝負可能。

�Aコスタボニータ
調子→
「いい状態で帰厩して、長めをしっかり乗り込んできた。まだ成長段階だが外回りのマイルはぴったりの条件。重賞でどこまでやれるか楽しみ。」とのコメントも、今回3着好走。昇級緒戦だったが内々からスムーズに運び、直線では見せ場十分と言える内容。4歳だけにまだまだ上を見込める1頭。

�Bウインシャーロット
調子→
「中間も栗東に入厩して調整。追い切りの時計は遅めだが、力まずにしまいを伸ばせた。外回りの1600メートルも守備範囲だと思う。好レースを。」とのコメントも、今回4着入線。ハナを切ってそのままスローに持ち込んだが、直線の決め手勝利で見劣る形となってしまった。大きく負けてはいないが…。

�Cフラーズダルム
調子→
「先週、除外になった影響はなく調整は順調。重賞でも牝馬限定戦だし、舞台もベスト。末脚は確実なので、展開さえ向けば。」とのコメントも、今回8着に敗れる形。後方から一定の脚は使えているが、スローだけに前残りを許してしまう格好に。展開が向かないと上位台頭は厳しいか。

�Dママコチャ
調子↑
「追い切りは少し行きたがっていたが、元気のある証拠。状態も良さそう。前走は厳しい形になったが、重賞を思えば内容は及第点。馬体にもボリューム感が加わってきたし、この相手でも通用していい。」とのコメントも、今回9着敗走。スローに耐えかねて3コーナーから仕掛けて行く形となったが、息を入れることが出来なかったか。大きく負けてはいないが、それだけに勿体ないレース内容。

�Eテンハッピーローズ
調子→
「テンションが高くなる馬だが、ソフトな調整にしているので落ち着きがあっていい雰囲気。1400メートルを使っていたが年齢を重ねて今はマイルが良さそう。立ち回りひとつで上位争いになっても。」とのコメントを寄せていたが、結果は7着。大きく負けてはいないが、スローの瞬発力勝負では現状分が悪いか。もう少し流れる展開の方が良さそうな印象。

�Fルージュスティリア
調子↑
「前走は前に壁がなくても脚がたまっていたし、一戦ごとにレース内容が良くなっている。阪神コースも問題ないし、重賞でも楽しみはある。」とのコメントも、今回6着に敗れる形。スローにも関わらず前へ行く事が出来ず、そのまま前残りを許してしまった。古馬オープン初挑戦だけに次走どこまでクラス慣れが見込めるか。

�Gピンハイ
調子→
「前走後も体重はあまり変わらないが、精神面では随分と大人に。前走は久しぶりのマイル戦に戸惑ったのか反応が鈍かったけど、ゴール前は脚を伸ばしていた。続けてマイルに使うのはいい。良馬場で競馬が出来れば。」とのコメントも、今回11着と大敗を喫する形。中団に控えたものの、全く見せ場を作る事無く失速してしまった。良馬場でないと厳しいタイプか？立て直し必須。

�Hサウンドビバーチェ
調子↑
「前走は気持ちの面だと思う。良い仕上がりで臨めるし、条件自体は合っているので見直したい。」とのコメントも、今回後続に1.1/4馬身差を付け、見事勝利を収める格好。道中は逃げ馬を徹底マークして直線悠々抜け出す格好。伏兵とは思えない程堂々としたレース振りだった。本番どこまでやれるか。

�Iアンドヴァラナウト
調子→
「体に余裕はあるけど、今週のひと追いで良くなってくると思う。ここ2戦は道悪が影響。コーナー2回のコースで乾いた馬場なら。」とのコメントも、今回5着入線。最後方付近から上がり最速で追い込んできたが、前がそのまま残る展開となってしまい…。大きく負けてはおらず、次走も流れ一つ。

�Jイズジョーノキセキ
調子→
「次のヴィクトリアマイルが最大目標なので目いっぱいの仕上げではないが、ある程度の態勢は整った。条件はガラッと変わるが阪神の外回りは得意だし、鞍上もこの馬を手の内に入れていますから。いい走りができれば。」とのコメントも、今回10着と大敗。仕上がり切っていなかったか？近走内容を思えば案外過ぎるレース振り。叩き2走目の次走どこまで上向いてくるか。

�Kディヴィーナ
調子→
「前走は直線で前があかず。スムーズなら差は詰まっていたと思う。引き続き具合はいいので改めて期待。」とのコメントも、今回12着と最下位に敗れる形。結果的に後方からなだれ込むだけのレースとなってしまった。現状重賞だと力不足感は否めないか。