2023年4月15日
阪神11レース アーリントンカップ(G3)
@ショーモン
調子→
「馬体増は成長分がほとんどですが、まだ余裕もありました。1回使って素軽くなっていますし、体も締まって上積みはありそう。先行力があってバテずに長く脚が使えるタイプ。それを生かせれば。」とのコメントも、今回3着好走。逃げ馬を徹底マークして、ゴール前まで見せ場十分のレース内容。上位馬を褒めるべき内容ではあるが、大きく負けてはおらず展開ひとつで巻き返し可能。
Aユリーシャ
調子↑
「桜花賞を除外になったが、その場合はここを予定していたので特に影響もない。調整は順調。自分のリズムで走れればハナにはこだわらないし、右回りの方が競馬はしやすいと思う。」とのコメントも、今回11着と大敗を喫する形。ハナを切る形となったものの、ペースが速く早々に脚色が鈍ってしまい…。陣営コメントとは裏腹に、ハナに拘る形で力を発揮する事ができなかった。
Bシルヴァーデューク
調子↑
「調教では抜群の動きを見せるのに、競馬にいくとジリっぽい。まだこれから良くなる馬だが、今回も大崩れはしないと思う。」とのコメントも、今回同4着入線。好位から最後まで見せ場十分の粘りを見せたが、結果的にはハイペースが最後に影響してしまったか。とはいえこの条件なら力は通用する事を示した。
Cセッション
調子↑
「先週は除外も好調をキープ。やればいつも調教では動く馬。距離を短くして、調教の良さを実戦に生かせれば。」とのコメントも、今回2着好走。重馬場も苦にすることなく躍動してみせた。陣営コメント通り、状態の良さを生かす形で好勝負。再度条件が向けば好勝負も可能か。
Dナヴォーナ
調子↑
「脚元が強くないので様子を見つつだが、1週前は圧巻の動き。今週も単走でいいラップを刻めた。初戦は道中で集中し切れない中、追っていい決め手を発揮。能力は高いね。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。中団からジリジリ詰め寄ってきたが、結果的に重馬場を苦にしたか差し込む事ができなかった。これを糧に良馬場で巻き返せるか。
Eオオバンブルマイ
調子↑
「GIの前走は内が有利の馬場だったしスタートの後手も響きました。先週にコースでしっかり追って、今週は坂路でサッと。久々でも態勢は整ったし、改めての気持ち。」とのコメントも、今回ゴール前の接戦をアタマ差で制し、見事勝利を収める格好。完璧なポジショニングでゴール前キッチリ差し切り。鞍上の巧みな手綱捌きが光った一戦。本番へ向けて視界良好。
Fトーホウガレオン
調子→
「仕上がりはまずまず。前回でマイルもこなしてくれましたしね。ただ、今回は初めて多頭数の競馬。キックバックを気にする面があるので、そこがどうかですね。」とのコメントも、今回同4着入線。良い上がりを使って追い上げてきたが、結果的に位置取りが後ろ過ぎたか。重馬場を苦にしている様子ではなかったが、前が残る展開では厳しかったか。
Gタリエシン
調子→
「ダートの1200メートルで連勝したが、もともと芝でも走れると思っていた。落ち着きがあり、馬体もしっかりして成長している。良い競馬ができれば。」とのコメントも、今回13着大敗。力の要る馬場だったとはいえ、流石に芝コース、加えて重賞では相手が強すぎたという他なかったか。自己条件で改めて。
Hキョウエイブリッサ
調子→
「短期放牧に出した効果で雰囲気が良くなった。今週はいい反応を見せてくれたよ。先週の桜花賞みたいに1分32秒台の決着になった時に対応出来るかどうかだね。」とのコメントも、今回8着敗走。コンマ6秒差だけに着順ほど負けてはいないが、流石に重賞では…。自己条件でどこまでやれるか。
Iスカイロケット
調子→
「流れに応じてどんなレースでもできるのが長所。自在性を生かせれば。1600メートルの重賞でどれくらいやれるか見てみたい。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。距離延長に加え重馬場開催、流石に厳しい条件が揃っていた。その割に大きく負けてはおらず、自己条件なら。
Jオーシャントライブ
調子→
「先週に結構動いていたので今週は軽めで十分。ラストは伸びてくるので、リズム重視の競馬で展開がはまれば重賞でもやれると思います。」とのコメントも、今回10着大敗。3コーナーから仕掛けて行ったが、重馬場でスタミナロスが激しかったのか、直線では伸びて来なかった。現状力不足感は否めない。
Kマルチャン
調子↑
「前走は最後に苦しくなって右にモタれた。体が締まったし、状態は上向き。ズル賢い面はあるけど、競馬になればスイッチが入ってくれるよ。」とのコメントも、今回18着と最下位に敗れる形。3〜4コーナーでズルズルと下がってしまい、そのまま見せ場なく失速。現状この距離は長く、力不足感も否めないか。
Lドクタードリトル
調子→
「前走は窮屈になって不器用な面が出てしまったが、末脚は確実。在厩で体調はキープ出来ているし、距離短縮で決め手を生かせれば。」とのコメントも、今回6着敗走。コメント通り良い末脚は使っていたが、後方から2番手という位置は流石に後ろ過ぎたか…。勝ち馬とはコンマ2秒差だけに勿体ないレース内容。
Mアイルシャイン
調子→
「初戦は結果を出してくれたが、2走続けて接触する様な内容。ダメージを感じたので休養を挟んだ。まだ幼さは残るが心身両面で良くなっている。外回りの設定もいい。」とのコメントも、今回14着大敗。後方に控えたままなだれ込むだけのレース内容。現状重賞では厳しいという他ないか、自己条件で立て直したい。
Nランスオブサウンド
調子→
「重賞でペースが流れれば折り合いはつきやすい。多頭数なのでタフな競馬になるが、今後のいい経験になれば。」とのコメントも、今回17着と大敗を喫する形。好位に付けていたが、直線は全く抵抗する事が出来ずそのまま失速。重馬場では力を発揮する事ができないタイプか。
Oタイセイクラージュ
調子→
「気難しくて調教でもやめようとする面が出ている。能力はあるのだから、距離を詰めることで集中して走れないか。」とのコメントを寄せていたが、結果は16着。最後方のまま脚を使うことなくゴール入線。陣営コメント通り、気難しいところは相変わらずといったところか。
Pヤクシマ
調子↑
「久々の実戦でスタートがどうかだが、今度はマイルだからね。調教の動きや時計も十分だし、多少なら渋った馬場もこなせるはず。重賞でどこまでやれるか楽しみだね。」とのコメントも、今回12着と大敗を喫する形。春のマイル戦で位置は取る事が出来たが、脚を溜める事が出来なかったか。現状マイルは長く、1400m以下で見直したい。
Qティニア
調子→
「枠順と展開を見てハナへ行く形になったけど、最後は着差以上に余裕がありました。少しずつ幼さが抜けて気配も上向き。重賞のメンバーでどこまで動けるかですね。」とのコメントも、今回15着大敗。力の要る馬場では持ち味を生かせない様子で、終始良い所がなかった感は否めない。良馬場で立て直したい。