2023年4月22日
福島11レース 福島牝馬ステークス(G3)
@スライリー
調子→
「前走後はここを目標に美浦でじっくり調整。いい状態で臨める。前走は位置取りは良かったが、ペースが遅くて力む面があった。折り合えば脚を使えるし、展開次第。」とのコメントも、今回14着大敗。中団に控えたものの、直線は全く抵抗出来ず失速…。着順ほど負けてはいないが、近走内容から大きく変わった印象もない。
Aステラリア
調子→
「坂路中心でやってきて、ようやく使えるところまできた。ただ、これだけ間隔があいていますし、まだいい時の動きと比べると物足りない感じなので…。今週のひと追いでどこまで。」とのコメントも、今回ゴール前の接戦をハナ差で制し、見事勝利を収める格好。陣営の控えめなコメントとは裏腹に、道中スムーズな競馬でキッチリ前を捉えきってみせた。改めて地力の高さを示す形で、次走も要注目と言える1頭。
Bホウオウイクセル
調子→
「先週までの動きはもうひとつだったが、今週は及第点の内容。近走はゲートも安定しているし、福島のこの距離は合っている。流れに乗った競馬ができれば。」とのコメントも、今回8着敗走。後方からなだれ込むだけのレース内容。好位に付けた前走とは一転、控える形を取っていた様に映ったが…。立て直せるか。
Cエリカヴィータ
調子↑
「前走後は放牧で心身共にリフレッシュ。気持ちの問題なのか実戦にいって結果がなかなか出ないが、中間の動きはいいし落ち着きもある。きっかけを掴んで欲しい。」とのコメントも、今回10着と大敗を喫する形。最後方のままジリ脚しか使う事が出来ず終戦。依然気持ち的な面が上向いてこないか。立て直したい。
Dストゥーティ
調子→
「淡白な競馬が続いているので、今回はチークピーシズを着用する。気持ちを切らさずに走れれば。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。ハナを切ってスムーズな競馬も、ゴール前の接戦をモノにする事が出来ず…。勝ち馬とはコンマ5秒差で、及第点は与えられる内容。
Eパーソナルハイ
調子→
「前走でもレース後にけろっとしていたし、追い切りの良さが実戦に結びつかない。メンタルの問題だね。ブリンカー装着で臨みます。」とのコメントも、今回6着敗走。初ブリンカーの効果か、行き脚も良く直線は見せ場十分のレース。勝ち馬ともコンマ3秒差で、自己条件なら十分勝ち負けを見込めそうな1頭。
Fミスニューヨーク
調子↑
「状態は高いレベルで維持。前走はペースが落ち着いてしまった。小回り1800メートルはいいし、今回もスタートをしっかり決めたい。」とのコメントも、今回11着と大敗を喫する形。最後方から上がり最速で追い込む形も、流石に位置取りが後ろ過ぎた印象。現状は展開に左右される形。
Gジネストラ
調子↑
「後肢がしっかりしたぶん、以前より走りのバランスが良くなった。重賞でメンバーが強くなるし、初めての距離とコーナー4回の舞台もポイントに。ただ、自分のリズムで走れればチャンスも。」とのコメントも、今回4着入線。中団から良い脚を使えていたが、ゴール前の大接戦で後手に回ってしまったのが痛恨。昇級緒戦でオープンでもめどは立った一戦。
Hビッグリボン
調子↑
「リフレッシュ放牧明けですが、動きが良く、体調も良さそうです。重賞でも牝馬同士ですし、距離もこれくらいが合うイメージ。調整も順調ですし、頑張って欲しいです。」とのコメントも、今回2着好走。後方からのレースとなったが、向こう正面から仕掛けて行きゴール前まで見せ場十分のレース。勝ち馬は強かったが、この馬も重賞含めオープン初勝利は目前。
Iホウオウエミーズ
調子↑
「近2走は枠順も不利だった。ここまで待ってじっくり乗り込んだ。最終週の馬場は歓迎。福島も合うし、枠順や展開がうまくかみ合えばチャンスもあると思う。」とのコメントも、今回12着と大敗を喫する形。最後方に控えたままジリ脚しか使う事ができなかった。もう少し時計の掛かる馬場でないと厳しいか?立て直しは必須。
Jクリノプレミアム
調子↑
「前走は少し掛かってしまい、その分伸び切れなかったね。状態は変わりなく良好。得意の福島でスムーズに力を出し切れば好勝負だよ。」とのコメントも、今回3着好走。先行した馬の中では最先着のレース内容も、良かった頃と比べると衰えは隠せないところか。次走どこまで。
Kウインピクシス
調子↑
「状態はとてもいい。前走はゲートで態勢が整っていない時にスタートを切られ、トモを滑らせて出たし、終始自分のリズムで走れず参考外。コース相性がいい福島で改めて期待したい。」とのコメントも、今回13着大敗。好位に付けたが、直線全く抵抗する事が出来ず…。立て直したい。
Lストーリア
調子↑
「前走は動いて行く形になったが、あのような競馬も合いますね。引き続き同じ鞍上で臨めるのも大きい。」とのコメントも、今回5着入線。前走内容を思えば案外も、目標にされた分厳しいレースを強いられた形。大きく負けてはいないだけに巻き返しは十分可能。
Mニシノラブウインク
調子→
「前走は道悪に尽きる。すぐに息が入ったように走り切っていない。メンタル面は整っている。格上が相手だが、能力はここでも足りる。」とのコメントも、今回15着と最下位に敗れる形。前走同様上位から大きく離される形で、全く見せ場を作る事が出来ず。現状復調の気配は感じられない。
Nエイシンチラー
調子↑
「前走の敗因は、はっきりしませんが、鞍上によると馬場の掘れたところに入って戦意喪失。かぶせられたことも影響した様です。具合は引き続きいいので改めて期待。」とのコメントも、今回7着敗走。勝ち馬とはコンマ4秒差で大きく負けてはいないが、一方で重賞だと使える脚に限界がある印象も。もう一段階力を付けたいところ。