京都11レース 天皇賞・春(GI)
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2023年4月30日 京都11レース 天皇賞・春(GI)

@ジャスティンパレス
調子↑
「前走はスムーズに折り合いがついていたし、1ハロン延長については全く心配していない。京都コースもディープインパクト産駒は相性がいいですからね。菊花賞の内容を振り返っても、今ならどんなペースにも対応出来そう。」とのコメントも、今回後続に2馬身半差をつけ、見事勝利を収める格好。断然1番人気の不運があったとはいえ、この馬自身は内々からスムーズに立ち回り直線突き抜ける、非常に強いレース内容。ルメール騎手の手綱に導かれ、この大舞台で見事GI初勝利を達成。

Aディープモンスター
調子→
「もともと能力は高かったが、まだまだメンタル面での改善の余地を残している馬。ただ、実戦では少しずつ上手に走れるようになっています。きれいな走りをするので道悪は割引。まずは折り合いがポイントになりそう。」とのコメントも、今回14着と大敗を喫する形。好位に付ける形も、序盤のペースが速すぎた影響で流石に息が入らなかった印象。好枠に入ったとはいえマイペースでないと流石に力は通用しない。

Bタイトルホルダー
調子↑
「今週の追い切りはリズム重視だったが先週に見せた課題も修正できていたし、心身のバランスがいいときと同じです。日経賞は不安を払しょくして本来の力を発揮出来ました。追い掛けられる立場だが、横山和生騎手が癖や状態を把握しているのは心強い。」とのコメントも、今回4コーナーでまさかの競争中止となるハプニング。3コーナーで歩様が乱れたのをカバー出来ず…。無念の一言。

Cメロディーレーン
調子→
「GIでメンバーが強力だからね。良馬場では厳しいが、雨が降って時計がかかってくれたら。前目で流れに乗った競馬をさせたい。」とのコメントも、今回12着大敗。稍重馬場で前半ハイペースと展開こそ向いたが、このメンバー相手に通用する地力はなかったという印象。京都よりは阪神向きという印象も。

Dアイアンバローズ
調子→
「前走はじっくり運んでも脚を伸ばしてこられなかったし、やはり自分から動いて行く競馬の方がいいね。GIのメンバーでロングスパートができるかだが、中間もしっかり乗り込んで状態はいい。」とのコメントも、今回13着大敗。3コーナーで早くも先頭に立つ形となったが、前半のペースが速すぎて息が入らず。昨年ほどの力も現状無いという印象。

Eアスクビクターモア
調子↑
「前走は人気に応えることができなかったけど、休み明けでいきなり走れるタイプではないからね。この中間も落ち着いているし、動きもよかった。巻き返しに期待。」とのコメントを寄せていたが、結果は11着。序盤こそ逃げ馬をマークする形で運んだが、ペースが速く徐々に位置取りを下げる形に。マイペースで行けないと厳しそうか。

Fディープボンド
調子↑
「ガラッと変わっていないけど、休み明けを使って馬は良化。今回は前に行きたい馬がいるので競馬がしやすそうだし、その後ろで脚をためたい。いい脚を長く使えるので、タイミングよくエンジンを掛けられるかだね。」とのコメントも、今回2着好走。前走の不甲斐ないレース内容から一変、マイナス10キロという究極仕上げで一気に巻き返して来た。それだけに勝ち馬は強すぎたという印象も。

Gトーセンカンビーナ
調子→
「追い切った後も順調で、だいぶゲートの中でおとなしくなったが偶数枠はいいですね。あまり後ろ過ぎると厳しいので位置取りが鍵だが、下り坂でスピードに乗れる京都コースは合っている。良馬場で前を射程に運べれば。」とのコメントも、今回15着と最下位に敗れる形。入線こそしたが大差離される形で、明らかに故障を発生してしまったというレース振り。無念の一言。

Hヒュミドール
調子→
「もともと心臓の強い馬。ダイヤモンドSで走ってくれて、力の衰えがない所を証明してくれた。放牧先からいい状態で帰厩し中間も順調。馬場に関しても特に気にならない。武豊騎手が乗ってくれるし頑張って欲しい。」とのコメントも、今回10着大敗。ペースが速く、道中は追走で手一杯。前走ほど息を入れる場面もなかっただけに…。GIでは未だ力不足感が否めない。

Iサンレイポケット
調子→
「年齢を重ねても前向きさがあるし、3000メートルの前走が悪くない内容。長距離の方が良きを入れやすい印象。相手は揃うが、追い切りで鞍上もいい感触をつかんでいます。力は出せる状態。」とのコメントも、今回8着敗走。人気を思えば及第点を与えられるレース振りも、流石にこのメンバーが相手ではこれが精一杯か。年齢的に良かった頃と比べると衰えも否めない。

Jディアスティマ
調子→
「強力な同型との兼ね合いが鍵ですが、これまでの内容からスタミナは示しています。コンディションもいいし、週末の雨が良い方へ向けば。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。稍重馬場で陣営サイドの意向通りの舞台となったが、それだけに徐々に位置取りを下げてしまった辺りは、現状の力差が浮き彫りとなった形か。GIではまだまだ足りない。

Kブレークアップ
調子→
「だいぶ環境に慣れてきた感じですし、使った上積みも見込めます。前走の内容から折り合い面の心配はなく、さらに1ハロン延びても問題ないと思います。馬場が渋っても対応出来ると思いますし、GIでも楽しみです。」とのコメントも、今回4着入線。ハイペースの利を生かし、中団から良い脚で追い込んできたが…。まだ5歳馬だけに力を付けられる。

Lボルドグフーシュ
調子↑
「前走は瞬発力の差が出た格好ですが、前哨戦とすればいい内容。先週に跨った川田ジョッキーの感触が良かった事は心強い限りだし、初めてのコ―スにも不安はありません。馬場が渋っても大丈夫だと思います。」とのコメントも、今回6着敗走。3コーナーから徐々に位置取りを上げていく形も、ペースが速かった影響で息が入らなかったか、満足に脚を使えなかった。展開を思えば仕掛けるのが早すぎた印象も。

Mマテンロウレオ
調子→
「長い距離を使う事に関しては以前からジョッキーに進言されていた。使った後のダメージを考慮して避けていたが、今はそれに耐えられる体と精神的なタフさが身についたと思うので挑戦する。」とのコメントも、今回5着入線。向こう正面で位置取りを上げると、最後まで止まる事なく良い粘りを見せた。着実に力を付けてきている。

Nエンドロール
調子→
「中間は2週跨りましたが、順調でテンションも揉んだないですね。折り合い面が成長していますし距離は大丈夫。GIで当日の雰囲気が違いますし、今回は強い相手になります。馬にとっていい経験ですし、僕も今後に生かしたいと思います。」とのコメントも、今回7着敗走。後方からなだれ込むだけのレースも、自己条件からの参戦だけに大健闘と言える内容。まだ4歳だけにこれからどこまで力をつけられるか。

Oシルヴァーソニック
調子→
「前走は内側の馬場が良く、理想的な競馬をしっかりやってくれました。メンタル的には大人になってきたし、帰国後の過程も順調。ある程度時計の速い京都の馬場も良さそうですね。あとは雨の影響がなければ。」とのコメントも、今回3着好走。後方からグングン詰め寄ってきたが、先に抜け出した馬達を捉える事は叶わなかった。とはいえ近2走がフロックでない事は示して見せた。

Pアフリカンゴールド
調子→
「GIでメンバーも揃っているし、決め手勝負だと分が悪い。後続に脚を使わせる形が理想。中間も順調に来ているので、少し馬場が渋れば。」とのコメントも、今回向こう正面で競争中止となってしまうまさかのアクシデント…。無念でならない。





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