2023年5月20日
京都11レース 平安ステークス（G3）
①サンライズホープ
調子↑
「近2走は雨馬場の影響が大きかった様に思います。注文が付くところはありますが、体調は引き続きいいですし、力を出せる状態。出来ればパサパサの馬場でやりたいですね。はまれば。」とのコメントも、今回15着と大敗を喫する形。今回も含め、再度雨馬場の影響を受けてしまい道中仕掛ける事が出来ず…。展開に注文が付くタイプ。
②グロリアムンディ
調子→
「砂の質も合った様だが、前走は上手に脚を引き出してくれたね。まだ絶好調とはいえないけど、中間はさらに気配がアップ。京都コースは合いそうだし、ここも好勝負を期待しています。」とのコメントも、今回後続に2馬身半差をつけ、見事勝利を収める格好。比較的速いペースとなったが、4コーナー先頭からそのまま押し切る見た目以上に強いレース。このメンバーでは力が違った。帝王賞へ向けて視界良好と言える一戦。
③ハイエンド
調子→
「前回より体調は上向き。上積みが見込めますし、距離を延ばして流れに乗れれば前進がありそう。」とのコメントも、今回10着と大敗を喫する形。結果的に後方に控えたまま何もする事が出来なかった。追走に苦心していた印象で…。オープン特別で改めて。
④ホウオウルバン
調子→
「もまれ弱さがあるし、前走は軽い馬場も不安だったが、進歩が見える内容。レースの幅も広がった。ただ、基本的にはパワータイプ。少しでも時計がかかってほしい。」とのコメントも、今回8着敗走。最後方から上がり最速の脚は使っているものの、前が残る展開で上位争いには絡めなかった。もう一段階力を付けたい。
⑤ノットゥルノ
調子↑
「リフレッシュしていい状態です。馬格があるので59キロはこなせると思うし、目標の帝王賞へ向けて格好はつけてくれるはず。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。依然良かった頃の動きからは程遠く、案外過ぎると言えるレース内容。立て直しには時間を要しそうか。
⑥デルマルーヴル
調子↑
「前走は道中も手前を替えず。馬場が悪すぎて嫌気がさしたようだ。調子はいいし、少しでも距離が延びるのもプラス。馬場状態が違えばレース振りも変わる筈だ。」とのコメントも、今回11着大敗。中央では現状追走に苦心している印象が強く…。復調の気配は見られない。
⑦カテドラル
調子→
「前走は初ダートだったけど、馬場が悪すぎたし参考外。パワーがあるのでダートは合うはず。改めて期待したい。」とのコメントも、今回12着と大敗を喫する形。陣営見込みとは裏腹に、前走以上に苦戦する形での敗走。芝コースか、あるいはオープンでの立て直しか。選択が迫られるところ。
⑧ロードヴァレンチ
調子→
「前走は強いメンバー相手に最後まで頑張りました。自分のリズムで走れれば距離はこなせるはず。馬は前走よりいいので、ここでもやれそう。」とのコメントを寄せていたが、結果は13着。ハナを切って先頭を奪ったが、ペースが早く結果的に自滅する形に。この相手関係だとマイペースで行けないと厳しいか。
⑨メイショウフンジン
調子→
「最近は調教からしっかり動けるように。休ませて馬もさらに良くなっている。2番手でも競馬はできるが、理想はハナ。直線で馬体を合わせる形なら。」とのコメントも、今回5着入線。逃げ馬をマークする形で良い粘りを見せたが、ゴール前は上位勢の末脚に屈する形。現状の力は発揮している。
⑩タイセイドレフォン
調子→
「前走はスタートが決まり、好位で運ぶことが出来たのが良かった。気配は上向きだし、距離も問題ない、重賞でもいい走りを期待している。」とのコメントも、今回4着入線。結果的に上位馬が強すぎたというべきか。逃げ馬をマークする形でスムーズだったが、決め手勝負で屈する形になってしまった。力は発揮できている。
⑪ハギノアレグリアス
調子↑
「鞍上は以前に勝っているけど久々なので、2週前から乗ってしっかりとコンタクトを取ってもらっている。本当に順調で何の問題もない。今後に向けても、しっかりと賞金を加算したい。」とのコメントも、今回2着好走。中団から良い末脚で追い込んできたが、先に抜け出した勝ち馬が強すぎたと言う他ない内容。敗れたとはいえ現ダート戦線で上位には位置する1頭。
⑫テリオスベル
調子→
「休養前と変わりない感じで来ている。久々の中央で自分の形が取れるかが鍵。強引にでも前に一手粘り込めれば。」とのコメントも、今回16着大敗。好スタートを切る事が出来ず、4コーナーでは最後方の格好…。スタートを決めて立て直したい。
⑬カフジオクタゴン
調子→
「短期放牧明けで少し余裕があるので、プール併用でっかり負荷をかけている。中央の重賞でも健闘しているが、馬場が速くなると分が悪い印象。良馬場でやりたい。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。好位の後ろに控えていたものの、ペースが早かった分脚が溜まらなかったか。陣営コメント通り、良馬場で巻き返しを見込みたいところ。
⑭ゲンパチルシファー
調子→
「近走は馬場に恵まれていない。状態はいい意味で平行線。馬力型で不器用なので理想はパサパサの良馬場。体は徐々に締まってきている。」とのコメントも、今回6着に敗れる形。近走では一番と言える内容だった一方、レース振りからこれ以上の上がり目は見込みづらいか。オープン特別でないと厳しそうな印象。
⑮ヴァンヤール
調子→
「惜しい競馬が続いているが、中間もいい状態をキープ。追い切りの動きも良かった。馬場状態やコースを取らないし、何とか重賞のタイトルを取りたい。」とのコメントも、今回3着好走。中団で脚を溜めて直線スムーズなレース振り。本来であれば勝ち負け出来る内容だが、今回は好位から押し切った勝ち馬が強すぎた印象。重賞制覇も十分見込めるか。
⑯メイショウカズサ
調子→
「在厩で調整。前走は頑張っていたと思いますよ。前走で出していったぶんがどうかですね。うまく抑えが利くようなら。」とのコメントも、今回14着と大敗を喫する形。抑え自体は利いていたが、逆に利きすぎていたというべきか。前進気勢が見られず後方のまま終戦…。立て直しには時間を要するか。