2023年5月21日
京都11レース 高瀬川ステークス
①サトノテンペスト
調子→
「除外で間隔があいたけど、その影響もなく調整は順調。1200メートルで連勝しているが、直線が平坦の京都なら距離ももつと思っているよ。」とのコメントも、今回後続に1.1/4馬身差を付け、見事勝利を収める格好。逃げ馬をマークする形で4角では射程圏内。直線そのまま押し切ってみせた。3着以下には5馬身近くの差をつけており、力の差を見せつけた格好。
②テイエムランウェイ
調子↑
「前走は休み明けだったからね。叩いて良くなっているし、初コースも苦にしない。軽量馬は気になるけど、この馬自身はハンデが気にならないので、巻き返しを期待。」とのコメントも、今回16着と最下位に敗れる形。中団に控えたが直線全く伸びず…。何らかのトラブルがあったか？立て直し必須。
③アメリカンファクト
調子→
「前走は4コーナーで前には居られる不利が。ただ、直線では盛り返したし、復調しているのは確か。1400メートルも問題ないし、スムーズなら。」とのコメントも、今回11着大敗。好位につけたものの、直線は伸びを欠いた。まだまだ良かった頃の動きからは程遠い。
④ヘイセイメジャー
調子→
「調教は積んでいる。徐々にクラス慣れもしてくると思うが、今回は久々のぶん、息の持ちがどうかだね。」とのコメントも、今回10着と大敗を喫する形。後方に控えたものの、なだれ込むだけというレース内容。現状クラス突破にめどは立たない。
⑤スペロデア
調子→
「変わらず動きは良く、調教だけ走れればもっとやれる。1800メートルは長かった。距離短縮と52キロを生かしたい。」とのコメントを寄せていたが、結果は13着。距離短縮も功を奏さず、脚を使う事が出来なかった。衰えは隠せないか。
⑥ジェットエンブレム
調子→
「前回は体が絞れていたのが良かったのかも。今回は1400メートルがどうかですが、レース運びに幅が出ているし、引き続き体調もいい。継続騎乗でいいレースが出来れば。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。3～4コーナーで仕掛けて行く形も、直線決め手勝負になってしまい後手に回ってしまった感。次走以降も展開次第か。
⑦スカーレットスカイ
調子→
「じっくり乗り込み、放牧明けでも気配はいい。前走の内容ならハナにこだわらなくても良さそう。メンバー次第。」とのコメントも、今回15着大敗。逃げ馬をマークする形で運んだが、折り合いを欠いたか、あるいは仕上がっていなかったか。叩き2走目の次走どこまで立て直せるか。
⑧ラインオブフェイト
調子↑
「前走は接触する様な場面があった。徐々にクラス慣れしてきたし、53キロを生かして前に付けて粘れれば。」とのコメントも、今回14着と大敗を喫する形。3コーナーで位置取りを下げて以降、そのまま見せ場を作れずに終戦。依然復調のめどは立たない。
⑨サンキューユウガ
調子↑
「理想は前走より1列前で運ぶ形。ダートには慣れてきているので、距離延長で追走が楽になれば。」とのコメントも、今回5着入線。陣営コメント通り、ダートには慣れてきている印象も、勝ち切るまでには至っていないという印象。好走には展開の助けが必要か。
⑩メイショウヒューマ
調子→
「調教から効果がありそうなので、今回からブリンカーを着用。体調は変わりない。自分の競馬でどこまで踏ん張れるか。」とのコメントも、今回3着好走。最初の2ハロンこそ速かったものの、以降はマイペースに落として楽逃げの形。上位には差をつけられたが、まだまだやれる事を示した一戦。
⑪ウラヤ
調子→
「展開がはまったこともあるが、内容は良化した。昇級戦でどこまでやれるか。」とのコメントも、今回8着に敗れる形。ペースの割には位置取りが後ろ過ぎたか。このクラスでやるにはもう一段階力を付けたいところ。
⑫ヨドノビクトリー
調子↑
「脚元が弱く、加減しながらの調整だからね。近走の成績もさえないし、今回もどこまでやれるかな。強気には…。」とのコメントも、今回4着入線。ひと息入った効果があったか、近走では一番と言えるレース振り。とはいえ好走には展開の助けも必要か。
⑬キタノブレイド
調子→
「徐々にクラスのペースに慣れてきた様で、前走もそれなりに脚を使ってくれた。テンに行けないので、良馬場で展開が向いてくれるかだね。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。良馬場ではあったか、ペースが遅く展開は向かなかった。もう一段階力を付けたいところ。
⑭ホッコーアカツキ
調子→
「前走後に歩様が乱れたので、ひと息入れた。もうひと追いあってもいいかもしれないが、久々は苦にしない。距離延長でいい面が出れば。」とのコメントも、今回12着大敗。終始後方のまま何もする事が出来ず。立て直しの効果は見られなかった。
⑮エーティーマクフィ
調子→
「前走はためる競馬でいい脚を使い、結果的に脚質に幅が出た。体調は上がっているし、昇級戦でも通用すると思う。」とのコメントも、今回2着好走。ペースが遅かっただけに、中団に控えていた当馬には厳しい展開も、キッチリ詰め寄ってくる辺りは力がある証拠。クラス突破は目前。
⑯ニューフロンティア
調子→
「休養前は中1週の競馬が続いて、きつかった。しっかり休ませて帰厩後の乗り込み量も十分。直線が平坦の京都も合いそう。」とのコメントも、今回6着敗走。休み明けの影響があったか？前走内容を思えばまだやれるはずで、叩き2走目の次走どこまで上向いてくるか。