2023年5月27日
京都11レース 葵ステークス（G3）
①ルガル
調子↑
「調教はテンの入りが速くなった分全体が速くなったが、無理はさせていないし、調教後もけろっとしていました。1200メートルだけに位置は後になると思うが、追って味のある馬。」とのコメントも、今回2着好走。初の芝スプリントでも勝ち馬とはコンマ1秒差、力のあるところを見せた。想定より前目に位置取れたのも大きく、今後が楽しみと言える1頭。
②ビッグシーザー
調子↑
「今週も余力残しで好時計。動きは変わらず素晴らしいね。まだ緩さは残るけど、徐々に完成されてきた。前走でもまれる形にも対応した。重賞のメンバーでも期待している。」とのコメントも、今回3着好走。勝ち馬からはコンマ1秒差と大きく負けていないが、結果的に中途半端な形となってしまったのは否めないか。更なる成長を見込みたいところ。
③メイショウピース
調子→
「以前から芝を試してみたかったし、前走が速い馬場で結果を出したからね。スピードは芝でも通用すると思うし、体調もいいので、どこまでやれるのか見てみたい。」とのコメントも、今回10着大敗。この馬なりに力は発揮している印象も、流石にこのメンバー相手では追走に手一杯という印象。自己条件で改めて。
④トールキン
調子→
「前走は少しちぐはぐな形になった。中間も好時計をマークしているし、動き自体もしっかり。能力的にはここでも遜色ない。」とのコメントも、今回14着と大敗を喫する形。最後方からなだれ込む形となったが、追走に手一杯で脚を使う事は叶わなかった。同世代とはいえ重賞ではまだ分が悪い。
⑤ペースセッティング
調子→
「少し気負いが見られた前走時と違って、今回はコントロールも利いて雰囲気はいいですよ。距離は問題なく、気分良く走らせた方が力を出せそう。巻き返したいですね。」とのコメントを寄せていたが、結果は16着。出遅れて最後方から、なだれ込むだけのレース内容で終戦。このメンバ相手では忙しいか？力を付けたい。
⑥ヤクシマ
調子→
「ここ2戦は馬場が悪く力んでいた事もあり、最後で苦しくなった。今回は良馬場で競馬ができそうだし、自分の力を出し切って欲しい。」とのコメントも、今回11着大敗。前走同様、中団に控えたものの脚を使う事は出来なかった。
⑦アームズレイン
調子→
「道悪だったとはいえ、芝2戦目の前走は重賞でも健闘してくれた。中間の乗り込みも順調だし、スタートが速いので距離短縮はいいんじゃないかな。好レースを期待。」とのコメントも、今回5着入線。好位の後ろから追走はしていたが、好枠から上手く立ち回ってこれが精一杯という格好か。芝でもやれる雰囲気はある。
⑧アンビバレント
調子→
「楽にいい時計が出て進化を感じる。輸送も心配ないタイプ。決して道悪でないと駄目ではないし、ハナを切って自分の競馬に撤したい。」とのコメントも、今回17着大敗。前走は上手くいったが、このメンバー相手だとスピードが足らないか。自己条件で改めて。
⑨コーパスクリスティ
調子→
「前走はコーナーで左に張っていました。調整は順調。中間からジョッキーが乗って感触を掴んで貰っています。競馬にいって気難しい所があるので、そのあたりが出なければ。」とのコメントも、今回12着と大敗を喫する形。気難しいところは相変わらずか、まだ力を発揮できている感じはない。1400mの方が合う印象も。
⑩カンチェンジュンガ
調子→
「前走はうまく馬群を捌いて追い上げてきたし、内容はすごくよかった。中間もしっかり乗り込んで体調は安定。良馬場でも動けると思う。」とのコメントも、今回8着敗走。後方からジリジリと詰め寄ってはいるが、重賞ではまだ力不足。自己条件で。
⑪テラステラ
調子→
「見た目に少し太いので、中間はしっかり乗り込んだ。1200メートルは合う血筋だし、使いつつ競馬も覚えてきている感じ。ここも流れ一つ。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。久々の1200mにも対応したが、やはり追走が厳しかったか。現状は1400mがベスト。
⑫エレガントムーン
調子→
「芝向きの軽い走りをするので、ここで挑戦してみる。いきなりの重賞でどこまでやれるかだが、力を出せる状態。うまく流れに乗れれば。」とのコメントも、今回15着と大敗を喫する形。後方に控えたまま脚を使う事が出来なかった。現状はダートでないと通用しないか。
⑬タツダイヤモンド
調子→
「前走時は少し調教が足りない感じだったが、レースでは強い勝ち方。最近は掛からなくなっている。重賞でどれだけやれるか見てみたい。」とのコメントも、今回13着大敗。最後方から上がり最速で追い込んできたが、このメンバーが相手だと位置取りの時点で厳しかったという印象。力を付けたい。
⑭トラベログ
調子→
「折り合いを欠きハイペースに巻き込まれた前走は参考外。短期放牧を挟んでリフレッシュできたし、距離を短くしてうまくタメが利けば。」とのコメントも、今回6着敗走。大きく負けてはいないものの、折り合いに専念した分位置取りが後ろになってしまったのが痛かったか。大きく負けてはおらず、まだまだ上は目指せる1頭。
⑮モズメイメイ
調子↑
「引き続き調教ではよく動けていますし、6ハロンなら折り合いを気にせずに運べます。直線が平坦の京都コースは良さそうなので楽しみ。」とのコメントも、今回ゴール前の接戦を半馬身差で制し、見事勝利を収める格好。これが初の6ハロン戦も、絶好スタートからそのまま押し切ってみせた。スピード能力は相当で、今後この路線で注目の1頭。
⑯コスモイグローク
調子→
「前走はひと息だったが、体調は戻っている。適性のある芝でいい走りをして欲しい。」とのコメントも、今回18着と最下位に敗れる形。流石にこのメンバーが相手だと芝では厳しいという他ないか。ダートで巻き返しへ。
⑰ブーケファロス
調子→
「放牧明けになるが、牧場でもしっかり乗り込み走れる体制。1200メートル戦での末脚は堅実。このメンバーでも頑張ってくれると思うよ。」とのコメントも、今回4着入線。中団から上がり最速で追い込んできたが、結果的に前残りを許す形となってしまった。現状の力は発揮している印象で、更に力を付けたいところ。
⑱タマモブラックタイ
調子↑
「GIの前走でも見せ場十分の走りで、叩いた上積みが見込める。極端に時計の速い決着にならずに、立ち回りの上手さを生かせれば。」とのコメントも、今回9着敗走。前走が見せ場十分だっただけに案外な形も、流石に前走の反動はあった形か。大きく負けてはいないが、立て直しを図りたいところか。