2023年6月4日
東京11レース 安田記念(GI)
@ナランフレグ
調子↑
「今週はサラっと流した程度で、ラストの反応は上々。予定通りの仕上がりで臨める。雨の影響で時計がかかるのプラスだが、ベストとはいえない距離だし、メンバーも強そう。自分のレースに撤してどこまでやれるかだ。」とのコメントも、今回17着と大敗を喫する形。馬場が乾いた事も痛手だったが、結果的にこの距離はやはりやや長そうな印象。
Aメイケイエール
調子→
「フレグモーネでヴィクトリアマイルを回避したけど、回復は早く順調に調整。ぴたりと折り合う感じではないが、以前とは掛かり方が違うし、ペースが流れそうなのもいい。ストライドが大きく、本質的に距離は持つと思う。」とのコメントも、今回15着大敗。スタートで出遅れてしまい、そのまま何もする事が出来ずに終戦…。かみ合わないレースが続く。
Bジャックドール
調子↑
「血統や体型的にマイルは合いそうだと思っていた。中間はスピードに対応出来る筋肉と瞬発力を鍛えるように調整。当週追いでは鞍上を背にいい動きだったし、仕上がりは文句なし。もう一段階上がっているのは確実です。」とのコメントも、今回5着入線。ハナこそ切れなかったが、スムーズなレース運びで直線は絶好の手応え。今回は相手が強かっただけで、マイルには十分対応可能。
Cセリフォス
調子↑
「ドバイターフは一瞬来そうな感じでしたが、最後に脚色が鈍ったのは距離かなと。マイルにもコ―スにも実績がありますし、この舞台はいい条件。期待したいですね。」とのコメントも、今回2着好走。好位置に付けて直線もいい脚を使ったが、今回は勝ち馬が強すぎたという印象。マイルなら堅実な1頭。
Dソダシ
調子↑
「前走はソダシらしいレースをして、良く走ってくれたうえでの結果。勝った馬をたたえるしかない。中2週で安田記念というのは予定通り。さらに良くなっているし、いい走りを見せて欲しい。」とのコメントも、今回7着敗走。位置取り自体は想定通りも、やや窮屈なレース運びとなってしまったか。大きく負けてはいないが残念な結果に。
Eダノンスコーピオン
調子→
「使ってガスが抜けたのか、調教に向かうまでに余計な事をしなくなり、馬の雰囲気は良くなっています。晴雨を問わないタイプですし、道中をリズム良く運んで、最後に脚を使えれば。」とのコメントも、今回13着と大敗を喫する形。リズム良く運んでいた様には映ったが、直線は伸びて来なかった。ここでやるにはまだ力不足感が否めないか。
Fガイアフォース
調子→
「前走はうまく立ち回れていたし、マイルの流れを経験できたのも大きかった。今回は追走も楽になると思います。時計が早くなればなるほど良さが生きるタイプ。一線級相手にどこまで動けるか。」とのコメントも、今回4着入線。直線入り口ではややスムーズさを欠いたが、進路が空いてからは良い脚で伸びてきた。前走同様、やはりマイル路線が合っている。
Gドルチェモア
調子→
「先週にコースでやっているから、当週はこれで十分。今回は古馬の強いメンバーが相手だし、この馬自身、まだ幼い面があるからね。54キロで斤量差を生かせれば。」とのコメントも、今回18着と最下位に敗れる形。中団に控えたものの、直線は全く伸びて来ず…。今年に入ってから良いところがなく、立て直しは必須か。
Hシャンパンカラー
調子↑
「前走後は疲れが残らない様に調整して、追い切りも予定通り。マインドには変化がなく、フィジカルも整っています。雨が残る馬場は前走でこなしているので、天気は味方になると思います。斤量差を生かして欲しい。」とのコメントも、今回14着大敗。前走と違って良馬場開催となっただけに、流石に純粋なスピード勝負では分が悪かったという印象。これからの成長を見込みたい1頭。
Iソウルラッシュ
調子↑
「前走は少し決め手の差が出ましたが、休み明けとしてはいい内容だったし、中間はここを目標に順調。昨年は不利があっただけに参考外。晴雨不問ですが、道悪が残るようなら有利に働くかも。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。良馬場よりはやや力の要る馬場の方が向いているか?大きく負けてはいないが…。秋へ向けて立て直したい。
Jイルーシヴパンサー
調子↑
「2週前、先週と負荷をかけているので当週は単走でサラっと。時計も動きもいいです。競馬の幅が広がっていますし、力を出し切って、強い相手にどこまでやれるか。」とのコメントも、今回10着大敗。大きく負けてはいないものの、昨年程の脚を使う事が出来ず。まだGIでやるには力不足という印象。
Kナミュール
調子→
「前走は道中で不利もあり、この馬の全能力を発揮出来ず。間隔は詰まりますが、今週の追い切りは1歩目から状態の良さを感じました。相手は揃うけど、力を発揮できる舞台なので期待したい。」とのコメントも、今回16着と大敗を喫する形。陣営コメントとは裏腹に、状態面は前走程良くはなかったという印象。秋に再起を見込みたい。
Lレッドモンレーヴ
調子↑
「前走後も馬体の張り、毛づやの良さは目立つし、放牧明けを叩いた分の上積みもあると思う。走り慣れたマイルならレースもしやすい。さらにメンバーは強くなるが、決め手は見劣らないはず。楽しみ。」とのコメントも、今回6着に敗れる形。明らかに状態は良くなっていたが、今回は上位陣が強すぎたという印象。GI初挑戦だけに着実に力は付けてきている。
Mシュネルマイスター
調子↑
「牧場でしっかり乗り込み、いい状態で帰厩。思い通りの調整はできています。東京は競馬がしやすいし、脚質に合っています。いろいろな要素がかみ合えば、勝ち切る事ができると思います。」とのコメントも、今回3着好走。追走で遅れを取ってしまい、位置取りが後方となってしまったのが結果的に痛かったか。上がり最速で追い込んできたが…。昨年の雪辱は晴らせなかった。
Nマテンロウオリオン
調子↑
「京都金杯でゲートのトラブルがあり精神的なダメージを心配したが、使いつつクリアできたようで、前走の内容なら払しょくできたと見て良さそう。馬場が渋ったときがどうかだが、GIで好走した舞台。好レースを期待。」とのコメントも、今回11着大敗。最後方からのレースとなってしまい、一定の上がりは使っているがなだれ込むだけで精いっぱい。GIのこのメンバー相手だとまだ力不足。
Oカフェファラオ
調子→
「昨年の安田記念は芝が敗因ではなく、外から併せに来られてやめてしまった。雨予報は歓迎。道悪になって馬群がばらければなおいい。カーブが1回は歓迎で重馬場が得意なフットワーク。楽しめる。」とのコメントも、今回12着大敗。4コーナーでは絶好の手応えだったが…。回復した良馬場では流石に力が足りないという印象。馬場が渋ればチャンスはありそうか。
Pウインカーネリアン
調子↑
「ドバイでは強い勝ち馬を追い掛けた分止まったが、あの一戦はいい経験になった。今週は後ろから追走していい追い切りができたし、2走前のデキに近づきつつある。パワー型だし、多少の馬場悪化は苦にしないと思う。」とのコメントも、今回8着敗走。結果的に良馬場まで回復してしまったのが痛かったか。いいペースでハナを切ってはいたが、直線では後続に一気に飲み込まれる形となってしまった。GIではまだ力不足。
Qソングライン
調子↑
「体幹が強くなり、昨年以上に踏み込んだ調教をこなせている。前走は馬場の緩い内を突いての差し切り。少し馬場が渋ったとしても問題なさそう。豪華な組み合わせなので連勝、連覇は意識せず、挑戦者の気持ちで臨みたい。」とのコメントも、今回後続に1.1/4馬身差を付け、見事勝利を収める格好。前走とは違い、外々からスムーズな形で直線突き抜ける格好。見た目以上に強い内容で連覇を達成。秋も堂々主役を張れる1頭。