2023年7月2日
函館11レース 巴賞
①エンデュミオン
調子→
「いい状態を保っている。函館は経験がある。どこまで食い込めるか。」とのコメントも、今回8着に敗れる形。後方からジリジリと詰め寄ってきたが、結果的に前が残る展開だけに厳しい内容。展開が向かないと上位進出までは…。
②アラタ
調子→
「函館記念に向けてのレースになるが、力は出せる状態。道悪はマイナス要素で雨予報になっているが、その点は考えて乗ってくれると思う。」とのコメントも、今回ゴール前の接戦を3/4馬身差で制し、見事勝利を収める格好。前がそのまま残る展開だった事を思えば、好位とはいえキッチリ差し切ってみせたのは地力のある証拠と言えるか。函館記念へ向けて視界良好と言える一戦。
③インテンスライト
調子→
「牧場でしっかり乗り込んで函館入り。札幌の芝で好走しているので函館の洋芝への適性もあるはず。うまく立ち回ってどこまで頑張れるか。」とのコメントも、今回10着大敗。中団から徐々に位置取りを上げて行ったが、前がそのまま残る展開で結果的に厳しい流れ。次走どこまで。
④フォルコメン
調子↑
「環境への適応が遅い。今回は早めに函館へ入れたが、それでも整うのに2週間は要した。息遣いは良く、気性面だけ。」とのコメントを寄せていたが、結果は11着。前走から更に10キロのプラス馬体増。流石に太すぎたと見るべきか？次走どこまで立て直せるか。
⑤シークレットラン
調子→
「直線が短い函館は少し忙しいかもしれないけど、うまく流れに乗れれば差はないと思います。」とのコメントも、今回14着大敗。向こう正面では少し位置取りを上げてきたものの、直線では逆に失速してしまう形。依然立て直された様子は感じられず…。
⑥サトノエルドール
調子↑
「前走後は短期放牧を挟んで、ここを目標に調整。年齢的な衰えはないし、この舞台も合う。課題のゲートを決めてうまくかみ合えば楽しみ。」とのコメントも、今回12着と大敗を喫する形。終始後方のまま、脚を使う事が出来ずに終わってしまった。現状力不足感は否めない。
⑦プライドランド
調子→
「前走はうまくジョッキーが対処してくれたし、体調はさらに上向き。引き続き小回りでうまくかみ合えば。」とのコメントも、今回4着入線。逃げ馬をマークする形でスムーズな競馬。結果的に敗れたとはいえ勝ち馬とは小差で、流れ一つで再度台頭は可能。
⑧ナイママ
調子→
「牧場でしっかりと乗り込み、調子は良さそうだね。前走は重賞で相手は強かったし、2走前は不利。滞在競馬での実績があり、オープン特別で組み合わせも楽になる。」とのコメントも、今回7着敗走。脚は使っているが、位置取りが後ろ過ぎただけに…。前残りの形では厳しい。
⑨シルトプレ
調子→
「レース間隔をあけた方がいいタイプだから、ちょうどいいローテーション。芝は向くはずなので、今の充実振りなら勝負になると思う。」とのコメントも、今回16着と最下位に敗れる形。好位の後ろに付けていたが、直線では全く抵抗する事が出来なかった。芝では全くダメなタイプか？次走どこまで立て直せるか。
⑩テーオーシリウス
調子→
「本質的には叩き良化型ですが、緒戦から動けそうな雰囲気。洋芝も合いそう。自分の競馬をして後続に脚を使わせる競馬をしたい。」とのコメントも、今回3着好走。ハナを切る形で見せ場十分のレース内容。結果的にゴール前で捕まってしまったが、大きく負けてはおらず次走も要注目。
⑪サンアップルトン
調子→
「まともなら通用していいけど、脚元の不安で長く休んでいたからね。予定をスライドして重め感は解消されつつある。まずは休み明けの緒戦を無事に走ってくれれば。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。後方から脚を使ったが、前がそのまま残る展開で厳しい流れに。ここを叩いて次走どこまで上積みが見込めるか。
⑫プリマヴィスタ
調子→
「放牧先から函館へ。レコード勝ちの実績はあるが、どちらかというと時計を要した方が良いタイプ。洋芝は悪くないと思う。」とのコメントも、今回15着と大敗を喫する形。中団に控えたものの、全く何もする事が出来ずに終戦。依然良い所がなく復調の目処は立たない。
⑬ルビーカサブランカ
調子↑
「放牧先でしっかりと乗り込んで函館入り。1800メートルは少し忙しいのが洋芝向き。それに休養の効果が見込めそう。いいレースをして欲しい。」とのコメントも、今回5着入線。前が残る展開だけに、後方に控えていた当馬にとっては厳しい展開。脚は使えているだけに流れひとつ。
⑭レッドジェニアル
調子→
「芝へ戻した前走は大きく負けていないし、体調は安定。ただ、いい頃のうるさい面がなくなっているのが少し気掛かり。きっかけが欲しい。」とのコメントも、今回13着大敗。好位に付ける事こそ出来たが、3～4コーナーで一気に失速してしまい…。良かった頃の状態からは程遠い。
⑮ドーブネ
調子↑
「洋芝が合うと思ってここへ。函館についてから少しテンションが上がったけど、今は落ち着いている。いい状態で臨めそうだね。」とのコメントも、今回2着好走。好位に付ける形で4コーナーでは早め先頭。決め手の差で勝ち馬には屈してしまったが、力のあるとこは見せた格好。
⑯ジェットモーション
調子→
「前走時とは動きが違うし、状態も上向いている。洋芝も合うので、流れが向けば好勝負が可能。」とのコメントも、今回6着敗走。位置取りの影響で前を捉える事は出来なかったが、後方からひと捲りして見せ場十分のレース内容。次走も流れひとつ。