2023年7月23日
札幌11レース しらかばステークス
①レッドベルオーブ
調子→
「1200メートルならまだ我慢ができているし、ペースも合っているみたい。力のある馬だし、うまくかみ合えば。」とのコメントも、今回3着好走。続けての1200メートル戦が功を奏したか、直線良い脚で追い込んで来た。洋芝も合っている印象で、引き続き同舞台なら。
②ウォーターナビレラ
調子→
「硬くなりやすいので放牧を挟んだが、いい状態で帰厩。最後までやめずに走れており、叩いた上積みを見せて欲しい。」とのコメントも、今回8着敗走。後方から一定の上がりは使っているが、レコード決着も相まって前を捉える事が出来なかった。依然良かった頃の動きからは程遠い。
③ミニオンペール
調子→
「適性があるとはいえない直線競馬でもがんばった。夏の北海道はこの馬に合う。状態が良く、得意の舞台で楽しみ。」とのコメントも、今回9着敗走。着順ほど負けている印象はないが、結果的に道中下がってしまったのが痛恨だったか。次走どこまで立て直せるか。
④シュバルツカイザー
調子→
「この中間は短期放牧を挟んで予定通りにここへ。前走はスタートのロスがあったが強い競馬だった様に、洋芝のこの距離は合う。ハンデ戦で斤量差があるし、能力的に昇級戦のココでもそれほど差はないのでは。」とのコメントも、今回ゴール前の大接戦をハナ差で制し、見事勝利を収める格好。レコードペースで逃げ切りを狙った勝ち馬を、ゴール前寸でのところでかわして見せた。レコードタイムでの勝利と非常に強いレース内容。次走も要注目。
⑤フレッチア
調子↑
「前走は道中で鐙がハズレて勿体なかった。年齢を重ねて折り合いが改善。順調なので、初の洋芝が良い方へ出れば。」とのコメントも、今回4着入線。良い位置につけていたが、直線ジリジリ詰め寄るのが精一杯。現状はこれが精一杯という内容か。
⑥カンティーユ
調子↑
「帰厩後は後肢の入りが良くなかったが、ケアしたおかげで追うごとに良化。鼻出血明けでどうかだが、落ち着きが出てきた。このクラスで通用する力はあると思う。」とのコメントも、今回2着好走。勝ち馬に寸でのところで差されてしまったが、レコードペースを作り出しもう少しで逃げ切るという形。負けて強しというレース内容で、次走も要注目と言える1頭。
⑦ショックアクション
調子→
「短距離で直線勝負の競馬が板についてきた。洋芝適正も前走で見せてくれたし、ハンデも手頃なので楽しみ。」とのコメントも、今回14着大敗。最後方から脚は使っているが、前を捉えるには至らなかった。もう少し前目で競馬出来ないと厳しい。
⑧マウンテンムスメ
調子→
「スピードは上位の馬だけど、前走は前に行き過ぎた感じも。先行するにしても今回はタメを利かせたい。53キロのハンデを生かしてどこまで。」とのコメントも、今回16着と最下位に敗れる形。好位に付けていたものの、ハイペースで息が入らず直線大失速。現状力不足感は否めないか。
⑨イーサンパンサー
調子→
「平地戦に戻して内からこの馬なりに脚は使ってくれたからね。今回はハンデ戦で斤量が軽くなる。そこを生かして前進がないものか。」とのコメントも、今回15着と大敗を喫する形。前走よりレース内容が悪くなっており…。依然上向いた印象は感じられない。
⑩マイネルジェロディ
調子→
「ジョッキーの進言もあって、今回はゲート裏でメンコを取ってみる。洋芝は合っているし、上積みもある。」とのコメントを寄せていたが、結果は11着。前走同様好位に付けていたが、直線では大きく粘りを欠く形。メンコを外したのが裏目に出たか？次走立て直せるか。
⑪カイザーメランジェ
調子→
「前走は正攻法の形で直線に向いたが、さすがに最後は59キロの斤量が響いたね。今回は55キロで臨めるし、相性のいい騎手に替る。見直したい。」とのコメントも、今回12着大敗。最後方付近からいい脚は使っているが、勝ち切れないところは相変わらずといったところか。マイナス馬体重も結果的に響いた印象。
⑫スノーテーラー
調子→
「函館のレースを予定していたが、フレグモーネで無理せずここに目標を切り替えた。雨馬場の前走で好走しているし、パワーの要る洋芝は合うはず。54キロもいい。楽しみ。」とのコメントも、今回5着入線。中団からジリジリ詰め寄ってきたが、レコードペースで前を捉える事が出来なかった。もう少しマイペースなら。
⑬ヴィズサクセス
調子↑
「青函Sを除外されたので、一旦放牧に出してここを目標に再仕上げ。当週の動きは良かったし、洋芝も合う。スムーズな競馬が出来れば見直せる。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。前走からは一気に上向いてきた印象も、現状はこれが精一杯という形か。これくらいのハイペースになるとやや厳しい。
⑭カルネアサーダ
調子→
「北海道の洋芝は合っているし、前走もうまく先行力を生かせた。開幕週の馬場も歓迎だし、スピードを生かす競馬をしたい。」とのコメントも、今回10着大敗。3～4コーナーで仕掛けて行く形も、道中ペースが速かっただけに直線では失速してしまった。スタートさえ決まれば巻き返しは可能か。
⑮ロードマックス
調子↑
「前走はなかなかペースが上がらない中、最後は差を詰めてきた。展開次第だと思うし、ペースが流れて欲しい。」とのコメントも今回6着に敗れる形。後方から上がり最速で追い込んできたが、先に抜け出した馬達を捉える事は叶わず。相手が強かったと言うべきか、大きく負けてはおらずこの馬なりに力は発揮している。
⑯ルピナスリード
調子→
「前走は重馬場で本来の走りができませんでした。中間の動きは上々。3走前の内容が良く、オープンでももっとやれていい馬ですし、洋芝をこなしてくれれば。」とのコメントも、今回13着と大敗を喫する形。休み明けでプラス16キロの太め残り。それでいて道中のペースも速く、この馬にとっては厳しいレースとなってしまった。叩いて次走どこまで上積みが見込めるか。