2023年7月30日
札幌11レース クイーンステークス（G3）
①コスタボニータ
調子→
「栗東で併せ馬を消化して、先週の金曜に出発。今週は芝の感触を確かめる程度に。コーナー4つの舞台は初めてだが、ジョッキーは『対応出来そう』と言っていた。2走前の走りからも、牝馬同士なら差はないと思う。」とのコメントも、今回3着好走。好位に付けて道中内々からスムーズなレース。僅かに前を捉えられなかったが、大きく負けてはおらず次走も流れ一つ。
②ウインピクシス
調子→
「休み明けだが、牧場でも乗り込んで太め感なく仕上がった。ここ2戦はちぐはぐな形で力を出し切っていない。重賞でもやれる力はあるので、実力を発揮して欲しい。」とのコメントも、今回2着好走。勝ち馬には突き放されたが、この馬も好位からスムーズな形で最後まで粘り込む好内容。次走以降も牝馬限定戦で要注目。
③ライトクオンタム
調子→
「山元トレセンから函館競馬場へ移動して調整。体は増えていないが、いい休養になった。斤量差があるので、スムーズならチャンスも。」とのコメントも、今回9着敗走。我慢できずにハナを切る形となってしまい、直線粘る事が出来なかった。立て直し必須。
④ルビーカサブランカ
調子→
「中1週が続いて少しきついローテーションだけど、前走後も函館に滞在して調整。そのぶん、消耗は少ないと思う。近2走はスタートが良くて流れに乗って運べている。牝馬同士のここなら。」とのコメントも、今回4着入線。後方から良い脚を使って追い込んできたが、先に抜け出した馬達を捉える事は出来なかった。脚を余す形となってしまい勿体ないレース内容。
⑤サトノセシル
調子↑
「12日の追い切り後に歩様が乱れたが、その後は順調だったので出走を決めた。落ち着きすぎている印象だが、いい方へ捉えている。力関係が鍵。」とのコメントも、今回11着と大敗を喫する形。後方に控えたまま脚を使うことなく終戦…。歩様が乱れてしまった事も結果的には影響した印象。
⑥ローゼライト
調子→
「牝馬同士でいくらか相手関係は楽になるだろうし、中1週でも状態は良さそう。前走の経験が今回に繋がれば。」とのコメントも、今回10着大敗。逃げ馬をマークする形で運んだものの、直線全く脚を使えず失速してしまった。現状重賞では力不足感が否めないか。
⑦ドゥーラ
調子→
「1週前にジョッキー騎乗でしっかり追っているので、今週はしまい重点。輸送も有るのでこれで十分だと思う。前走はこの馬らしい末脚を見せてくれたし、コース実績があるのも強み。秋に繋がるレースをして欲しい。」とのコメントも、今回後続に1馬身差を付け、見事勝利を収める格好。3コーナーから手応え十分に仕掛けて行き、4コーナーでは上位から早くも射程圏内。見た目以上に強いレース内容で、オークス3着がフロックでない事を示す格好。秋も要注目。
⑧キタウイング
調子→
「追い切りはイメージ通りで、いい雰囲気でした。最近の中では一番のバランスの良さ。温泉の効果もあるのかも。距離はこれぐらいがいいし、初騎乗も大丈夫。あとは初の年長馬相手にいつもの末脚が使えるかどうかです。」とのコメントも、今回8着に敗れる形。後方に控えたものの、直線は以前見せていたような末脚を発揮する事なく敗れてしまった。良かった頃と比べると状態がひと息か。
⑨グランスラムアスク
調子↑
「左回りの方に良績があるけど、右回りでパフォーマンスが落ちるとは思っていない。ジョッキーとの相性もいい。そこまで切れないので、洋芝も合いそう。」とのコメントも、今回14着と最下位に敗れる形。休み明けでプラス10キロの馬体増、陣営の想定以上に太め残りだったか。昇級緒戦でもあっただけに、これを糧に次走どこまで上向いてくるか。
⑩イズジョーノキセキ
調子→
「転厩馬で手探りですが、追い切りの動きは悪くありませんでした。ジョッキーも馬のことを分かってくれていますし、次につながるレースを見せて欲しいですね。」とのコメントも、今回5着入線。勝ち馬とはコンマ4秒差と大きく負けておらず、ここにきて復調気配。メンバー、流れ次第でまだやれる1頭。
⑪ジネストラ
調子↑
「前走は3～4コーナーではモタれ気味だったが、ラストはいい脚。距離にもめどが立った。先週水曜の美浦でもいい動き。翌日に札幌へ移動し、入厩後も順調。流れに乗れればここでも。」とのコメントも、今回13着大敗。好位に付ける形でスムーズなレース運びも、直線早々に失速してしまった。馬体増を見ても太め残りだったか？立て直し必須。
⑫ミスニューヨーク
調子↑
「輸送は無事にクリアできたし、今週もしまいはしっかりやって状態はいい。前走は出負けが全て。小回りの1800メートルには実績があるので、発馬を決めれば。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。最後方から上がり最速で追い込んできたものの、流石に位置取りが後ろ過ぎたか。スタートを決めたいところ。
⑬ビジン
調子→
「前回の内容は悪くなかった。その後は放牧を挟んだが、体調はいい。自分のリズムで運んでどこまで頑張れるか。」とのコメントも、今回12着と大敗を喫する形。前走より一層レース内容は悪くなってしまい…。このクラスでは現状力不足か？オープン特別で改めて。
⑭トーセンローリエ
調子→
「体がひと回り成長。仕上がりもいい。本来は競馬が上手だし、乗り方ひとつで距離にも対応出来る。軽量なら。」とのコメントも、今回6着敗走。勝ち馬とはコンマ4秒差と大きく負けてはおらず、前走桜花賞18着からの立て直しには成功した印象。次走はメンバー、展開ひとつ。