2023年9月17日
阪神11レース ローズステークス（G2）
①フォーチュンコード
調子→
「仕上がり途上で勝ってくれただけに、上積みは大きいと思います。前走ぐらいゲートを出れば、馬場の特性を考えてもう少し前でレースをしてもいいのかなと思います。今の状態で、重賞でどこまでやれるか楽しみ。」とのコメントも、今回6着敗走。流石に道中は追走で手一杯も、直線は良い脚を使っている。自己条件で改めて注目。
②ソーダズリング
調子↑
「オークスでは少し力むところがあったので、中距離の方が合いそうです。未勝利戦で強い勝ち方をした舞台だし、ここで権利を取って本番に向かえれば。」とのコメントも、今回8着敗走。好位に控えていたが、脚が溜まらなかったか直線ジリ脚になってしまった。展開が向かなかったとはいえ、もう一段階力を付けたいところか。
③レミージュ
調子→
「体がひと回り大きくなって帰厩。精神面でも成長しているので、春より攻めの調整が出来ています。ここ2週の併せ馬の動きも上々。権利を取りたい。」とのコメントも、今回11着大敗。着順ほど負けてはいないが、流石にこのメンバーが相手だと能力的に見劣る印象は否めない。自己条件で改めて。
④アリスヴェリテ
調子→
「小倉で2走したが、カイ食いは良く、好調をキープしている。回りに合わせてしまうところはあるが、気性面が成長してレース運びは上手になっている。思い切った競馬で権利を取りたい。」とのコメントも、今回13着と大敗を喫する形。使い詰めが祟ったか？終始後方に構えたまま脚を使う事が出来なかった。ひと息入れてどこまで立て直せるか。
⑤ブレイディヴェーグ
調子↑
「前走は軽く仕掛けただけで突き放す強い内容。帰厩時は夏バテ気味だったが、少しずつ回復。栗東へ移動する前にもしっかりと追えたし、問題ない仕上がり。外回りのこの舞台なら、存分に決め手を生かせると思う。」とのコメントも、今回2着好走。勝ち馬は強すぎた印象も、レコードが出る展開を後方からキッチリ追い込んできた。次を見据えた様な一戦。
⑥ラファドゥラ
調子→
「栗東滞在ですが、カイ食いもいいし、順調に仕上がりました。追い切りの反応も良かったです。阪神の外回りという舞台もいいですね。権利を取りたい。」とのコメントも、今回7着敗走。力自体は付けてきているが、一方で現状はこれが精一杯という印象のレース振り。重賞ではまだ力不足感が否めない。
⑦ラヴェル
調子→
「追い切りは速い時計が出て、息のは要りも良かった。休養で体が大きくなり、帰厩後のカイ食いも安定。精神面での成長を感じます。ゲートもしっかりと練習。次につながる走りを見せて欲しい。」とのコメントも、今回14着大敗。展開が向かなかったとはいえ、プラス16キロという馬体重からも状態はひと息だったか？立て直しは必須。
⑧ユリーシャ
調子→
「夏に使っていた馬なので、今週の追い切りもびっしりやっていないけど、体も維持してリラックスして走れており、状態は悪くない。この馬のリズムで運べれば、距離はこなせると思います。」とのコメントも、今回17着と最下位に敗れる形。ハナを切る形も早々に直線失速…。現状力不足感は否めないか。
⑨アンリーロード
調子↑
「前走は流れがスローで、届くかどうかヒヤヒヤしたけど、良く差し切ってくれた。久々でも仕上がりは良さそうだし、未勝利戦を勝っている舞台。決め手はここでも見劣らないはず。」とのコメントも、今回4着入線。後方から良い脚は使っているが、レコードが出るハイペースだけにこれが精一杯か。自己条件なら好勝負必至。
⑩マラキナイア
調子→
「6月の東京戦ではもたもたするところがありましたが、夏を越して反応が良化し、馬が良くなっているのを感じます。前走は少し狭くなるところもありましたからね。」とのコメントも、今回3着好走。最低限のレースは出来た印象だが、一方で上位2頭は強すぎた感が否めないか。この馬なりに力は発揮している。
⑪ココナッツブラウン
調子→
「北海道シリーズではいい走りを見せてくれた。体は少し減りそうだけど、追い切りの反応は上々。テンションが高めの馬なので、輸送競馬になってどうかだね。」とのコメントも、今回5着入線。ハイペースながら好位追走で粘っていたが…。マイナス14キロと想定以上に体が減ってしまったのも痛かったか。流れ一つで巻き返しは可能。
⑫マスクトディーヴァ
調子→
「大きな変化は感じられないが、着実に成長してきている。コーナーでいかにスムーズに運べるかだが、前走は勝っている舞台だし、重賞でどこまでやれるか。」とのコメントも、今回後続に1馬身半差を付け、見事勝利を収める格好。スムーズに外へと出すと、そのまま直線猛然と追い込み早々に先頭へ。展開が向いたとは言え、レコードタイムでの勝利だけに価値の高い一戦。本番どこまでやれるか注目。
⑬リサリサ
調子→
「前走は3歳夏の時点で、いきなり3勝クラスで差のない競馬ができたからね。能力は高いと思う。ここを目標に順調に来たけど、今回は1800メートル。スタミナ面が鍵になりそう。」とのコメントも、今回10着と大敗を喫する形。好位に控える形も、レコードが出る程のハイペースで流石に早々に脚色一杯となってしまった。重賞では力不足。
⑭コンクシェル
調子→
「近2走時と変わりない状態で臨めます。一皮むけた印象で先々が楽しみ。ハナにはこだわらないし、この馬の競馬ができれば。」とのコメントも、今回12着大敗。好位に控えていたが、ハイペースの影響で息が入らなかった様子。自己条件で見直したい。
⑮ブライトジュエリー
調子↑
「放牧先からいい状態で帰厩。前走はフケの影響もあってテンションが高く、道中で力みもある中でも勝ち切ってくれた。瞬発力が有るので阪神の外回りは合うはず。調教の動きから、右回りも問題ない。」とのコメントを寄せていたが、結果は15着。状態面がひと息だったか？道中の位置取りは悪くない様に映ったが…。立て直しは必須。
⑯トリオンファルマン
調子→
「前走後は放牧に出して成長を促した。良い体つきだし、目いっぱいではないが追い切りの動きも良かった。距離もコースも問題ないと思う。素質は昨年3着だった全姉と比べても引けを取らない。」とのコメントも、今回16着大敗。後方に構えたまま脚を使うことなく終戦…。力不足という他ない結果に。自己条件で立て直したい。
⑰セーヌドゥレーヴ
調子→
「一戦ごとに競馬を覚え、レース振りが良くなっている。1800メートルも守備範囲だと思いますし、あとは重賞でどこまでやれますか。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。ハイペースに巻き込まれ、直線早々に脚色一杯となってしまった。距離ももう少し短い方が向いているタイプ。