2023年11月19日
東京11レース 霜月ステークス
①レッドヴェイロン
調子↑
「夏負けになり、当初予定していた新潟は見送り、ここまでじっくり休んだ。帰厩後の調整は順調。仕上がりに不安はない。流れ一つでいい脚を使える馬。展開が鍵。」とのコメントも、今回2着好走。後方から良い脚を使ってアタマ差まで迫る好内容。前走内容がフロックではない事を示す格好に。次走も東京なら要警戒。
②ジャスパーゴールド
調子→
「前走は内容のあるレースができた。体調はいいので、今回も揉まれない位置で運んで、どこまで戦えるか。」とのコメントも、今回15着と大敗を喫する形。スタートで後手を踏んでしまい、そのまま揉まれる形で力を発揮する事が出来ず…。展開が向かないと現状オープンでは厳しいか。
③ミステリオーソ
調子→
「前走はテンションが高く、レースでも力みがあった。もう少し平常心で臨めるようなら。」とのコメントも、今回10着大敗。最後方からひと脚は使っているが、位置取りが位置取りだけに厳しい展開。依然上向いた様子は見られない。
④クインズメリッサ
調子→
「休み明けだがリフレッシュした効果を感じる。このクラスでは1200メートルは忙しい印象だし、距離延長はプラス。はまればいい脚を使うし、長い直線を生かせれば。」とのコメントも、今回7着敗走。最後方から脚は使っている一方、今日の展開では差し切るまでには至らず。もう一列前でレースが出来ないと厳しい。
⑤テイエムアトム
調子→
「帰厩後の良化がスローで予定を延ばしたが、そのぶん乗り込めて体調も上向き。この舞台が合う馬だし、3走前の内容からも巻き返したい。」とのコメントも、今回14着と大敗を喫する形。好位に控える形も、直線は全く脚を使えずに終戦。プラス14キロの馬体増も少なからず響いたか。叩いて次走どこまで。
⑥アルファマム
調子→
「前走は最後に伸びてきたけど、4コーナー手前でついていけないようなところがあった。そこは休み明けだった影響なのかも。左に少し傾いて走るので、今回は左だけチークピースを着ける。真っ直ぐ走れれば。」とのコメントも、今回ゴール前の接戦をアタマ差で制し、見事勝利を収める格好。休み明けを叩いた効果か、馬体重は然程変わっていなかったが状態面の差は歴然。上がり最速の脚でゴール前の接戦を見事制してみせた。着実に力を付けてきている1頭。
⑦パラレルヴィジョン
調子↑
「前走は初めてのダートにもうまく対応して着差以上にいい勝ち方。ゲートを含め1400メートルへの対応が鍵だが、素質的にはまだ上を目指せる。結果を出して欲しい。」とのコメントも、今回12着大敗。後方に構える形も、道中は追走に手一杯という形。直線全く脚を使えなかった。もう少し距離は長めの方がいいか。
⑧サクセスローレル
調子→
「大型馬の休み明けでどうかと思った前走が好時計勝ち。外目をスムーズに運べたのが大きかったかな。使った上積みは見込めるし、オープンでも能力は見劣らない。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。出遅れて後方からのレースとなり、そのまま脚を使う事が出来なかった印象。もう一段階力を付けたいところ。
⑨フルム
調子↑
「多少かんだようだが、前回は上手に乗ってくれたし、よく追い上げてきた。東京1400メートルは安定している。引き続き気配はいい。」とのコメントも、今回5着入線。好位の後ろに控える形も、ゴール前の伸び脚が案外。前走の反動が少なからずあったか？立て直したい。
⑩デシエルト
調子↑
「時間をかけてじっくりと調整してきました。まだ息遣いは荒いですが、動きはさすがだなと感じました。気持ちが前向きなので、1400メートルもいいと思います。」とのコメントも、今回4着入線。2番手に控える形も、流石に久々が響いてしまった形か。コンマ1秒差だけに次走は勝ち負け。
⑪ヘラルドバローズ
調子→
「最後で頼りない競馬が続いているし、今回はカーブが1回のコースに使ってみる、最後まで集中して走れれば。」とのコメントも、今回3着好走。中団に構えて直線良い脚を使って見せたが、僅かに前を捉える事が出来ず。立ち直ってはきており、次走も注目。
⑫ピンシャン
調子→
「前で運べるのが理想だけど、それほどスタートは速くない。久々でも力を出せる状態にはあるので、自分の競馬ができれば。」とのコメントも、今回11着大敗。果敢にハナを切る形も、直線早々に失速してしまい…。依然上向いた様子は見られない。
⑬サンライズジーク
調子→
「軽度の骨折で手術明けだが、東京のダートはユニコーンSで2着した舞台。ちょっと太いけど、馬はフレッシュでいい状態です。」とのコメントも、今回16着と最下位に敗れる形。好位に構えていたが、直線全く抵抗することが出来ず終戦…。何らかのトラブルがあったか？立て直しは必須。
⑭メイショウダジン
調子→
「前走でびっしり追ってくれたことが今回に繋がると思う。能力を出し切れば、ここでも通用していいはず。」とのコメントも、今回6着に敗れる形。中団からジリジリと脚は使っているものの、前を捉える事は叶わなかった。近走は大きく負けていないだけに、流れ一つでチャンスは有るか。
⑮コパノマーキュリー
調子→
「状態は上向いているし、東京も相性がいいコ―スですからね。少しモタれるところがあるので、そこを改善できれば。」とのコメントも、今回8着敗走。後方からひと脚は使っているものの、大勢には影響がないところでの入線。現状衰えは否めない印象。
⑯レッドゲイル
調子→
「夏負けで予定していたレースを使えなかったのがどうかだが、東京の1400メートルはベスト。調教はいつも動かないけど、仕上がりはいいし、鉄砲も利くからね。この馬の能力に期待したい。」とのコメントも、今回13着と大敗を喫する形。スタートは五分も、直線ジリ脚になってしまったのは休み明けの影響か。次走どこまで上向くかが鍵。