2024年1月21日 中山11レース　アメリカジョッキーCC（G2）

�@マイネルウィルトス
調子↑
「前走は楽に逃げていた強い馬を追いかけて甘くなったけど、内容は良かった。この距離にも対応出来るし、力の要る今の中山の馬場も合っていそう。」とのコメントも、今回5着入線。スムーズにハナを切る事は出来たが、結果的に不良馬場で後続にマークされる形が厳しすぎたか…。ゴール前の接戦で後手に回ってしまう形となってしまった。8歳ながら展開ひとつでまだまだやれる。

�Aクロミナンス
調子↑
「先週、先々週と併せ馬でしっかりやれたので、今週は単走追い。この馬の当週にしては強めにやったけど、反動は出なかった。G2の別定戦でどこまでやれるか。」とのコメントも、今回3着好走。好位からスムーズな形で、直線でも良い粘り腰を見せた。昇級緒戦で重賞挑戦を思えば、内容自体は大いに評価出来るもの。7歳ながらまだ馬体はフレッシュ。

�Bモリアーナ
調子↑
「当週はスイッチgア入り、予定より時計は速くなったが、息の乱れは全く見られなかった。心肺機能が優れているんだる尾根。パワーがあり雨馬場は苦にしないので、折り合って走れるかが鍵に。」とのコメントも、今回4着入線。後方から上がり最速で追い込んできたが、前がそのまま残る形となってしまい脚を余す格好に…。勿体ないという他ないレース内容。

�Cショウナンバシット
調子↑
「古馬になって成長。随分と動きが良くなった。昨秋は強いメンバーと戦って経験値を増やして来た。ここで生かせれば。」とのコメントも、今回9着敗走。逃げ馬をマークする形で好位から追走していたが、直線早々に脚色一杯となってしまった。不良馬場は不得手か？立て直しは必須。

�Dホウオウリアリティ
調子→
「久々でも変わりなく来ているし、仕上がりに関しては揉んだない。タフな馬場が得意なので、雨予報が出ているのは歓迎。どこまでやれるか。」とのコメントも、今回11着大敗。終始追走に手一杯という印象で、直線でも全く脚を使う事が出来ず…。スタートもひと息だったとは言え、重賞メンバー相手では力不足感が否めない。

�Eサンストックトン
調子→
「前走は直線で進路が塞がってしまい、力を出せず。中山金杯は除外になったが、その間の調整は順調。元気もあって動きはいい。確実に脚は使う馬。メンバーは強いが展開の助けがあれば。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。勝ち馬からはコンマ4秒差と大きく負けてはいないが、それだけに不良馬場で位置取りが後ろとなってしまったのが痛かった。徐々に上向いてはきており、オープン特別なら。

�Fアドマイヤハレー
調子→
「前走は先頭に立ってからも気を抜かなかったし、2走前から着用したチークピーシズの効果も。調教でも自発的には実を取っていくし、メンタル面も充実。相手は一気に強くなるが、どこまでやれるかという楽しみはある。」とのコメントも、今回12着と最下位に敗れる形。昇級緒戦で不良馬場、流石に追走から厳しかった印象が否めず…。良馬場のオープンで立て直したい。

�Gシルブロン
調子→
「競馬に集中していないところがあるので距離を短縮。中間は集中力を高めるように調整してきた。実戦でも集中して流れに乗って運べれば。」とのコメントも、今回6着に敗れる形。後方からひと脚は使っているが、結果的に脚を余す形。今回は馬場に恵まれた分もあったか。とはいえ末脚は健在で、次走も舞台と展開ひとつ。

�Hカラテ
調子→
「前走は暑さがこたえた様子。夏場が良くないので、前走後はしっかり休ませた。調教の動きがいいし、年齢的な衰えは全く感じない。ストライドが大きく、スピードに乗るのに時間がかかるので、うまく立ち回れるかが鍵。」とのコメントも、今回10着と大敗を喫する形。流石に久々が響いた印象は否めず、直線は全く抵抗出来ず失速してしまった。上積みがあれば巻き返しは可能か。

�Iラーグルフ
調子↑
「先週あたりから気持ちも乗ってきたし、今週は終始馬なりでいい動き。じっくり休ませた効果で疲れも獲れたし、デキは中山記念2着のときと遜色ないと思う。掛かるタイプではないので、この距離もこなせるはず。」とのコメントも、今回8着敗走。不良馬場でも脚は使う事が出来たが、前が残る展開には対応する事が出来ず。馬体自体は立ち直ってきている。

�Jチャックネイト
調子↑
「去勢の効果が出てきた。使い減りするタイプだし、狙ったレースを使った方が精度も上がる。週末が雨予報なので、以前の道悪の経験も心強い。」とのコメントも、今回ゴール前の接戦をハナ差で制し、見事勝利を収める格好。2走前の様に、こういった力の要る馬場の方が向くタイプか。陣営コメント通り、不良馬場をモノともせず好位から押し切ってみせた。次走どこまでやれるかも、馬の調子自体は今がピーク。

�Kボッケリーニ
調子↑
「1週前にハードに追った事で、今週は素軽さが増していたし、8歳を迎えても衰えはないですよ。前走が惜しい内容。馬場状態も問わないタイプだし、ここも崩れずに走ってくれそう。」とのコメントも、今回2着好走。不良馬場の分、僅かに直線決め手を欠いてしまった印象。着差が着差だけに悔しい形も、この馬もG2･G3では安定している。