2024年3月10日
中京11レース 金鯱賞(G2)
@シーズンリッチ
調子→
「昨年の秋2戦は力みが強く、距離も本質的に長かった。2000メートルなら競馬がしやすくなると思う。調教で動けるようになっているし、この相手にどれだけやれるか。」とのコメントも、今回13着と最下位に敗れる形。馬体重プラス26キロは、流石に太め残りだったという他ないか。好位に付けたが4コーナーで早々に脚色一杯という形…。ひと叩きしてどこまで上向くか。
Aワイドエンペラー
調子→
「展開が不向きだった前走でも、しまいはいい伸び。重賞で相手は強くなるけど、休み明けを叩いて前走以上に動けそうです。」とのコメントも、今回6着敗走。後方から脚は使えているが、大勢には影響しない形で入線。現状重賞では力不足感が否めないか。
Bドゥレッツァ
調子↑
「菊花賞の後、2週間ぐらい経過して疲れが出た。リセットしてから立ち上げたけど、前哨戦としてはいい感じになった。フレームがしっかりしたし、体も成長。59キロは楽ではないけど、耐えられる体になったと思う。」とのコメントも、今回2着好走。勝ち馬が強すぎた感は否めないが、この馬も現状の力は発揮できている。本番へ向けて及第点は与えられるレース内容。
Cプログノーシス
調子↑
「調教の時計は出ていますが、休み明けの感じは否めません。年明けから開催されていた昨年の中京とはコ―スの使用頻度が違うので、そのあたりがどう影響するかでしょう。」とのコメントも、今回後続に5馬身差を付け、見事勝利を収める格好。陣営の控えめなコメントとは裏腹に、3コーナーから仕掛けて行きそのまま突き抜ける見事なレース振り。このメンバーではモノが違ったという印象で、悲願のGI制覇へ向けて視界良好。
Dブレイヴロッカー
調子→
「初めての重賞挑戦だった前走でも着順以上にしっかり脚を使えていた。距離は守備範囲だし、どこまでやれるのか楽しみ。」とのコメントも、今回7着敗走。好位の後ろからジリジリと詰め寄ってきたが、先に抜け出した馬達を捉える事は出来なかった。現状はこれが精一杯か、オープン特別なら。
Eヨーホーレイク
調子→
「今週はドウデュースと併せたが、久々でもさすがという動きをしている。条件的には厳しいが、いい競馬をしてもおかしくない。」とのコメントも、今回3着好走。逃げ馬をマークする形で好位から追走、粘り強く最後まで脚を使って見せた。2着馬とは接戦で、展開さえ向けばというところ。次走も要注目。
Fヤマニンサルバム
調子↑
「休み明けでも体にボリュームがあって状態は良く、調教もしっかりやれている。左回りの2000メートルで結果が出ているし、自分の力の分は走る馬。強い相手にどこまでやれるか。」とのコメントも、今回10着大敗。好位からスムーズなレースは出来ていたが、直線全く脚を使う事が出来ず…。調教の割に中身が伴っていなかったか?案外という他ないレース内容で、立て直しは必須か。
Gバラジ
調子→
「去勢で体質改善を図った。順調に乗り込み、ひと追いごとに動きも良化。体重も休養前と変わらない。レースは上手だし、強いメンバーを相手にどこまでやれるか。」とのコメントも、今回11着と大敗を喫する形。4コーナー時点で既に脚色一杯という形で、全く脚を使えないまま敗れてしまった。現状重賞では力不足感が否めないか。
Hノッキングポイント
調子↑
「前走はゴチャついて接触。距離も長かった。放牧明けだが、追うごとにいい方へ向き。動きに変化が感じられる。久々の割引は必要だが、この距離で見直したい。」とのコメントを寄せていたが、結果は12着。向こう正面で位置取りを下げて以降、全く見せ場を作る事が出来ず…。中身が伴っていなかったか?立て直したい。
Iアラタ
調子→
「ここを目標に調整し、調教では抜群の動き。前走は1コーナーで不利を受け、騎手も無理をしなかった。昨年の内容から当舞台と相性もいい。良馬場が条件で相手も揃うが、今のデキなら色気を持っている。」とのコメントも、今回5着入線。後方から良い脚で追い込んできたものの、今回は上位が強すぎたと言うべきか。大勢には影響しない位置での入線となってしまった。現状の力は発揮している。
Jエアサージュ
調子→
「今は具合がいいし、今回もスッと前に行く形になると思う。開幕週の馬場も好材料で、左回りも問題ない。」とのコメントも、今回8着敗走。2コーナーから先頭に立ち、そのまま良いリズムでハナを切っていたものの、流石に徹底マークされる形となったのは厳しかったか。マイペースで行けないと現状は厳しい。
Kハヤヤッコ
調子→
「同舞台の前走が良馬場でラストにあれだけの脚を使えたのは収穫。短期放牧を挟んだが、引き続き気配はいいし、調教はそれほど動かなくても実戦ではしっかりと走るタイプ。斤量は軽くなるし、昨年に好走したレース。相手関係一つ。」とのコメントも、今回4着入線。後方から良い脚で追い込んできたものの、勝ち馬には遠く及ばず、3着馬からも離される形。展開は向いたが、相手が強すぎたか。G3以下で改めて。
Lレッドジェネシス
調子→
「前回も数字ほど太くはなかったと思いますが、少しゆとりはありました。使って動きは良くなっています。好走した中京で少しでも当時の走りを思い出してくれるようなら。」とのコメントも、今回9着敗走。終始後方に構えたまま、全く力を発揮する事が出来なかった。叩いても上向いた様子はなく…。復調の様子は見られない。