2024年3月23日
阪神11レース 毎日杯（G3）
①ノーブルロジャー
調子↑
「精神的に穏やかになり、どっしりとして貫禄が出てきた。中間の調教で馬の後ろに入れて我慢をさせる練習を。上位争いを期待している。」とのコメントも、今回2着好走。逃げ馬をマークする形でスムーズだった一方、逃げて後続を突き放した勝ち馬が今回は強すぎた感。この馬も力は発揮しているが…。
②ルシフェル
調子↑
「前走は初のマイル、GIで少し忙しい感じでもしまいは伸びていたし、いい経験になったと思う。力強くなって帰厩しましたし、万全の態勢で臨めそう。距離もこれくらい有った方がいい。楽しみ。」とのコメントも、今回7着敗走。スムーズに先行していたが、重馬場では持ち味が生きないか。立て直しを図りたい。
③ベラジオボンド
調子→
「まだ子どもだが追うごとに動きは上向き。前走は出遅れたうえ、上がりの速い決着だったからね。使うごとに馬は成長しているし、改めて期待したい。出来れば良馬場でやりたいね。」とのコメントも、今回3着好走。勝ち馬は強すぎた一方、2着馬にはクビ差まで肉薄する好内容。着実に力は付けてきているが、そろそろ賞金加算したいところ。
④メイショウタバル
調子→
「フレグモーネで先週のスプリングSを回避したが、休んだのは1日だけ。調教は動きすぎるくらいだし、影響は感じられない。前走の内容から能力はあるはず。折り合えば。」とのコメントも、今回後続に6馬身差を付け、見事勝利を収める格好。逃げて上がり最速の脚を使うという、馬場を考慮しても圧巻のレース内容。本番も展開、馬場次第では十分チャンス有りか。
⑤トラジェクトワール
調子↑
「前走はスタート後にゴチャついて、馬がエイキサイトしてしまった。良さを出せずに終わったね。動きは良かったし、順調に仕上がった。2走前のように運べれば。」とのコメントも、今回10着と最下位に敗れる形。後方で脚を溜めていたが、重馬場では持ち味が生きないか直線全く脚を使えなかった。自己条件で見直したい。
⑥ナイトスラッガー
調子→
「前走は1ハロン延びてレースがしやすくなりました。少し体に余裕があったので、中間は絞れるように調整。相手は揃うが、能力の硬さを感じている馬。出来るだけいい馬場でやりたい。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。重賞では現状力不足か、展開は向いていたが直線脚を使えず失速してしまった。1勝クラスで再度注目。
⑦ファーヴェント
調子↑
「前走はゴール前で少し不利を受けたけど、差のない所まで来ている。コ―スは違うが当日輸送や右回りも経験できたし、能力はここでも見劣らないと思っている。」とのコメントも、今回4着入線。中団からジリジリと詰め寄ってきてはいたが、こういった馬場では持ち味が生きなかったか。良馬場で見直したい。
⑧スマートワイス
調子→
「子どもっぽさが残る現状。身体能力は高く、調教の動きもいいが、自分から行こうとする面を欠いている。重賞の緩みのない流れを経験して、気持ちが変わってくるといいね。」とのコメントも、今回5着入線。好位の後ろからスムーズではあったが、初の重賞だっただけに現状これが精一杯という印象も。もう一段階力を付けたい。
⑨サトノシュトラーセ
調子→
「あの厳しい流れでも勝ってくれたし、改めて能力があると思った。体調はむしろ良く鞍っている感じ。大きい馬なので、ワンターンの方が競馬もしやすいと思う。」とのコメントも、今回6着敗走。後方からひと脚は使えているが、前がそのまま残る展開だけに厳しい形。こういった力の要る馬場では持ち味が生きない。
⑩ニュージーズ
調子↑
「初戦は粗削りな面が残る中、競馬は優等生だった。早めに栗東入りして調整するも、まだ精神的に安定し市内。相手は強くなるが、調教の動きはいい。競馬までいいメンタルでもっていければ。」とのコメントも、今回8着敗走。重馬場に加え前が残る展開、2戦目の競馬としてはタフな形になってしまったのは否めないか。立て直しは必須。