2024年4月6日
福島11レース 吾妻小富士ステークス
①メイショウウズマサ
調子→
「ジョッキーに感触をつかんでもらっているし、調子の良さを感じる。距離延長で楽に運べれば。」とのコメントも、今回13着大敗。ハナを切る形も、道中ペースが早く最後まで脚を残す事が出来なかった。マイペースでないとこのクラスでは厳しい。
②ジャズブルース
調子→
「前走は最近では一番いい内容でした。馬の後ろで上手に追走出来ました。継続騎乗も好材料。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。中団から良い形でレースできていた様に映ったが、直線はジリ脚しか使えなかった。道中で脚を使い過ぎたか？次走どこまで。
③ハギノアトラス
調子→
「ここ2戦よりも筋肉が戻ってふっくら。馬体に張りがある。距離も合っている。」とのコメントも、今回12着と大敗を喫する形。逃げ馬をマークする形で運んでいたが、ペースが厳しく息が入らなかった感は否めない。現状力不足感も。
④ナチュラルハイ
調子→
「放牧でリフレッシュできている。追い切りではズブくて動かないが、実戦でブリンカーを着けて補えるはず。ハンデは恵まれたし、変わり身を期待。」とのコメントも、今回6着に敗れる形。中団から良い脚で追い込んできたが、先に抜け出した馬達を捉える事は叶わなかった。徐々に力は付けてきている。
⑤ライラボンド
調子→
「雰囲気は変わらないが、以前よりも背腰はしっかりしてきた。現状ではオープンの壁を感じるが、展開が向いてどこまで差を詰められるか。」とのコメントも、今回2着好走。向こう正面で一気に好位まで押し上げていき、そのまま最後まで良い粘り腰を見せた。勝ち馬は強かった印象も、この馬も小回りのオープンなら引き続き勝ち負けを見込める。
⑥ザイツィンガー
調子→
「オープンのダート戦にも流れてきた感じ。短期放牧を挟んで調整も順調。1700メートルで54キロなら、もうひと押しが利いてもいい。」とのコメントも、今回8着敗走。後方から良い脚は使っていた一方、先に抜け出した馬達を虎瑠恵子とは叶わず。ダートでもやれそうな雰囲気はあるが、年齢的に次走どこまで上積みが見込めるか。
⑦サンマルレジェンド
調子→
「3勝クラスの勝ちっぷりなら、もう少しやれていい。帰厩後の乗り込みは十分。きっかけを掴みたい。」とのコメントも、今回5着入線。好位追走からスムーズに追走出来ていたが、ゴール前の接戦で後手に回ってしまった感が否めない。大きく負けてはおらず展開ひとつ。
⑧ペースセッティング
調子↑
「1700メートルならスピードに任せていくよりタメを作った方が良さそう。前々走は4コーナーでスムーズさを欠いて惜しい内容。こなせる下地はありますので、ひと押しを期待。」とのコメントも、今回3着好走。好位追走からスムーズなレースは出来ていたが、勝負所で後手に回ってしまった感は否めないか。流れ一つで巻き返しは可能。
⑨プリンスミノル
調子↑
「競馬が上手で福島にも実績があるからね。ハンデも56キロならいいし、鞍上もこの馬のことを熟知。今は充実しているので、昇級戦でも楽しみ。」とのコメントも、今回4着入線。後方からひと脚使い、接戦の2着争いでは後手に回ったものの大きくは負けていない内容。初オープンを思えば及第点を与えられる内容。
⑩アルドーレ
調子→
「体が絞れたことで、調教の動きは良くなってきた。ここ一連の戦績からも強気な事は言えないが、もともと実績はある馬。前進は見込める。」とのコメントも、今回11着と大敗を喫する形。最後方からの追走となってしまい、直線もなだれ込むだけというレース内容。年齢的にもこのクラスでは厳しい面があるか。
⑪メイショウカズサ
調子→
「前走もこの馬なりに頑張っていますがどうしても展開に左右されるので…。今回は1700メートル。平坦に近い小回りならこなしてくれると思う。」とのコメントも、今回15着と最下位に敗れる形。序盤は好位につけていたが、徐々に位置取りを下げる形で直線全く脚を使う事が出来なかった。良かった頃と比べると衰えは否めないか。
⑫ブラックアーメット
調子→
「調教の動きがいいし、休み明けでもびっしりやれている。得意のコースだし、巻き返し期待している。」とのコメントも、今回後続に1.3/4馬身差を付け、見事勝利を収める格好。中団から完璧に折り合って立ち回り、直線でも早々に先頭に立つとそのまま押し切る格好。これで同レース2連覇。福島では滅法強い1頭。
⑬ブリッツファング
調子→
「ここを目標に再調整して好仕上がり。戦法は決まっている馬。ここも気分よく走らせて、どこまで差し込んで来られるか。」とのコメントも、今回10着大敗。後方に構えていたが、脚を使うことなくそのままなだれ込むだけというレース内容。休み明けも少なからず影響したとはいえ、やや負けすぎ感は否めない。立て直せるか。
⑭ロッシュローブ
調子→
「ここを目標に順調に来ている。前走は59キロを背負っていたし、斤量が軽くなるのはいい。」とのコメントも、今回14着大敗。何らかのトラブルがあったか？これまでとレース振りは変わらなかったにも関わらず直線全く抵抗する事が出来なかった。立て直せるか。
⑮クロパラントゥ
調子→
「前走はしまい勝負に徹して好内容。ここを目標に順調。今週もいい併せ馬ができた。54キロも魅力。流れが向けば。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。最後方付近から上がり最速の脚で突っ込んできたが、流石に前が止まらず厳しい形。前が止まる展開にならないと台頭は厳しいか。