2024年4月6日
中山11レース ニュージーランドトロフィー(G2)
①カズミクラーシュ
調子↑
「スタートはゆっくりですが、以前と比べるとだいぶ良くなっています。重賞のペースの方が余裕を持っていいリズムで追走出来ると思いますし、流れに乗って運べれば、重賞でも期待できそう。」とのコメントも、今回4着入線。中団から脚を伸ばしていた一方、前残りの展開で脚を余してしまった印象は否めない。展開ひとつで次走巻き返し可能。
②ドリーミングアップ
調子↑
「硬さや力みが取れてきたし、そのあたりは冬場よりも全然いい。中山は合わないけど、しまいの脚は一級品だと思う。展開の助けがあれば。」とのコメントも、今回5着入線。後方から上がり最速の脚で追い込んできてはいたが、前が残る展開で結果的に脚を余してしまった。人気よりは善戦しており、末脚がハマる形なら次走も侮れない。
③ボンドガール
調子↑
「今週の動きは良かったですね。予定していた阪神JFの前より雰囲気や動きはいいですよ。もともと完成度は高かった馬。休養がどう響くかだけど現状の力は出せます。」とのコメントも、今回2着好走。勝ち馬は強かった一方、この馬も久々ながらコンマ1秒差まで詰め寄る好内容。次走へ向けての試走としては文句なしのレース内容。
④ユキノロイヤル
調子→
「間隔を詰めて使うが、疲れはなく順調。馬具を工夫した前走で控えてスムーズに走れた。相手は強いが舞台は合うし、ペースが上がれば折り合い面からはプラス。」とのコメントも、今回3着好走。ハナを切って終始マイペースな形。展開が向いたとは言え、最後まで良い粘り込みを見せた。次走も展開が向けば。
⑤ルージュスエルテ
調子↑
「前走はスタートのタイミングが合わず後手に回ったが、ラストにいい脚を使えて収穫はあった。今回もスタート次第で乗り方は鞍上に任せるし、中山に替るのも特に問題ないと思う。今後の為にも賞金を加算出来れば。」とのコメントも、今回11着大敗。スローペースでも徐々に位置取りを下げる形で、全くいいところが出なかった。立て直しは必至か。
⑥エンヤラヴフェイス
調子→
「前走は外から一気に来られて少しひるんでいたが、その後はまた伸びてきた。外からかb伏せられなければ脚を使える。変わらず状態もいい。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。大きく負けてはいない一方、なだれ込むだけという形で大勢には影響しないレース内容。自己条件で立て直したいところ。
⑦エコロブルーム
調子↑
「先週の段階である程度仕上がっていたので、当週は予定通りに坂路でさらっと消化。仕上がりは申し分ないし、反応のいい馬だから中山も問題ない。好結果を出してNHKマイルCに繋げたい。」とのコメントも、今回ゴール前の接戦を3/4馬身差で制し、見事勝利を収める格好。好位からスムーズな形で、スローペースを味方に直線最後まで力強く脚を伸ばしてきた。文句なしのレース内容で、マイル路線なら今後も楽しみと言える1頭。
⑧クリーンエア
調子→
「前走は緩い馬場でノメっていたが、内容は良かった。使った上積みはあるし、舞台も合うので重賞でも通用する。」とのコメントも、今回6着敗走。逃げ馬をマークする形で好位に付けていたが、直線の決め手勝負ではやや分が悪かった印象。人気よりは善戦しており、展開ひとつで次走も侮れない。
⑨デビッドテソーロ
調子→
「ブリンカーを着けて調教通りの走りができた。ハナにはこだわらない。開幕週の馬場で恵まれた面はあったが、能力的には重賞でも楽しみ。」とのコメントも、今回14着大敗。後方に構えたまま、全く良いところがなく終戦という形…。現状力不足感は否めないか。
⑩エイムフォーエース
調子→
「間隔が詰まっているので調整程度で臨む。馬は仕上がっており、体調は問題ないです。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。勝ち馬からはコンマ5秒差と大きく負けてはいない一方、後方からなだれ込むだけというレースになってしまったのは否めない。自己条件なら。
⑪キャプテンシー
調子↑
「帰厩後の乗り込みは順調で、今週も坂路でいい反応。こちらのイメージより成長が早く、ここにきてパワーも備わってきている。自分のリズムで走れれば、ハナを切れなくても力を出せると思う。」とのコメントも、今回16着と最下位に敗れる形。スムーズな形で好位に構えていたが、直線全く脚を使う事が出来ずに失速…。尾を引きそうな敗れ方で、次走どこまで立て直せるか。
⑫シャインズオンユー
調子↑
「追い出すと張る面はあるが、今回は騎手と相談。片チークピースを外してハミもノーマルにする。完成は先だが、エンジンはすごい。現時点でどこまでやれるか見たい。」とのコメントも、今回12着と大敗を喫する形。中団に構えていたが、良い所がなく直線ジリ脚のまま終戦。重賞では力不足という他ない内容。
⑬ブライトマン
調子→
「前走はスローペースで掛かり気味。マイルの未勝利戦を速い時計で勝った馬。距離短縮はいいと思うし、右回りも問題ない。調教でも今までより乗りやすくなっている。重賞でも楽しみはある。」とのコメントも、今回15着大敗。後方に控えていたが、スローペースにも関わらず全く脚を使えず…。折り合いを欠いてしまったか？立て直しは必須。
⑭オーサムストローク
調子→
「前回はスタートで寄られてリズムを崩した。リフレッシュした効果は十分。デキはいいので、ある程度前の位置でのびのびと走れれば。」とのコメントも、今回8着に敗れる形。好位からスムーズなレースはしていたが、陣営コメントとは裏腹にまだ中身が伴っていなかったか？叩いて次走どこまで上向いてくるかが鍵。
⑮スパークリシャール
調子→
「今週は無理をせず好時計が出たし、体調はいいですよ。ただ気性的に少し難しい面がある。その点を以前に騎乗したことのある鞍上がどう乗ってくれるか。能力は通用。」とのコメントも、今回10着大敗。スタートで後手に回ってしまい、そのまま挽回する事が出来なったのが痛恨。懸念していた難しい気性が顔を出してしまった形か、立て直し必須。
⑯サトミノキラリ
調子→
「前走はスタート後に挟まれて後手に回ったし、直線もスペースがなくて力を出せなかった。疲れはないので、中2週は問題ない。まともなら。」とのコメントも、今回13着と大敗を喫する形。4コーナーでは最後方に構えてる形で、ひと脚は使っている一方脚を余してしまった感が否めない。まだ重賞では力不足か。