2024年4月13日
阪神11レース アーリントンカップ（G3）
①ポッドテオ
調子→
「短期放牧でリフレッシュして、ここを目標に仕上がりはいい。立ち回りが上手だし相手なりに走るので、重賞のここでも楽しみはある。」とのコメントも、今回5着入線。ハナを切ってスムーズな形も、直線の決め手勝負では流石に分が悪かったか。再度スローに落としてマイペースならチャンスは有るか。
②アレンジャー
調子→
「中間は時計にはなっていないがコ―スを中心に乗り込み、操縦性の改善に努めてきた。スローの団子状態ではレースがしづらいので、馬群がばらける展開になって欲しい。」とのコメントも、今回2着好走。スローでも直線スムーズに捌いて来られたのは鞍上の手腕と言えるか。それでも決め手勝負の展開で勝ち馬とタイム差無し、本番も展開さえ向けばチャンス有りか。
③ディスペランツァ
調子→
「もともとポテンシャルは高い馬だと思っていたが、距離を短縮した前走はパフォーマンスがもう一段階上がりました。その強い勝ちっぷりからすれば、受賞でも期待十分。」とのコメントも、今回ゴール前の接戦を半馬身差で制し、見事勝利を収める格好。やや出遅れる形にはなったものの、前走同様後方から直線良い脚で伸びてきた。これでマイル戦2戦2勝、本番へ向けて視界良好。
④シンドリームシン
調子→
「かなり馬体が増えているけど、しっかり乗り込んでのものだし、成長分もあると思う。広いコースの外回りもいい。」とのコメントも、今回15着大敗。陣営コメントとは裏腹に、まだ重め残りだったか？終始後方のまま脚を使う事が出来なかった。立て直し必須。
⑤シヴァース
調子→
「放牧に出して良くなって帰厩。体に幅が出て、調教も動けるようになってきた。前2走が違う内容。今回も出たなりの競馬でいいと思う。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。好位の後ろに付ける形も、直線の末脚比べでは見劣ってしまった感が否めない。もう少し位置を取りに行きたかった印象も、現状はこれが精一杯か。
⑥グローリーアテイン
調子↑
「前走はジョッキーが馬のリズムを崩さず走らせてくれた。流れが早くなれば、無理に行く必要はない。良くなるのは先だが、リズム良く運んでどこまでやれるか。」とのコメントも、今回14着大敗。後方で脚を溜めていたが、ペースが遅く折り合いを欠いてしまったか。後方待機のまま力を発揮出来なかった。自己条件で改めて。
⑦チャンネルトンネル
調子→
「ジョッキーが騎乗して、いい感触を掴んでくれた。調教で落ち着きを感じるし、馬具を工夫して乗りやすくなっている。いい雰囲気のままで競馬に臨めれば。」とのコメントも、今回3着好走。直線では力強く伸びてきた一方、決め手勝負ではやや見劣ってしまった印象が否めない。大きく負けてはおらず、本番も展開次第では侮れない1頭。
⑧タイキヴァンクール
調子↑
「まだ体がしっかりしていないので、エンジンがかかるまでに時間がかかってしまう。差し馬向きの展開になればもう少しやれないかな。」とのコメントも、今回7着敗走。着順ほど負けてはいない一方、スローからの瞬発力勝負は向いていない印象。重賞で通用する力量はありそうだが、展開次第か。
⑨ワールズエンド
調子→
「先週にしっかりとやって、今週はさらっと。さらに状態は良くなっている。初戦の勝ちっぷりは良かった。相手が強くなるここでもいいレースができるようなら、今後が楽しみになる。」とのコメントも、今回4着入線。後方から上がり最速で追い込んできたが、位置取りの分接戦で後手に回ってしまった。次走ペースが流れれば。
⑩トップオブザロック
調子→
「前走は直線で狭い所を割ってくれました。いい勝負根性があります。放牧を挟んで体が成長。調教での行きっぷりも良くなっているので、重賞でどんな競馬が出来るか楽しみ。」とのコメントも、今回16着と最下位に敗れる形。最後方のまま全く脚を使う事が出来ず、大差離されるまさかの展開に…。明らかに精彩を欠いており、立て直しは必須。
⑪セレスト
調子→
「マイルは問題ないと思うが、阪神に舞台が替り、重賞のメンバーでどうかですね。前へ行くと良くない様なので、前走の様な形になると思います。」とのコメントも、今回12着と大敗を喫する形。スローでも序盤から展開について行く事が出来ず、終始後方のまま終戦という形。このレベルだとマイルは忙しい様子。自己条件で改めて。
⑫アスクワンタイム
調子→
「前走は喉の調子が良くなかった様で、ジョッキーが無理をさせなかったのかも。検査は問題なく、動きもいい。脚力があって実績も上位。自分の力さえ出せれば。」とのコメントも、今回13着大敗。休み明けが響いたか、終始後方のまま力を出す事が出来なかった印象。距離もやや長いか？短縮で改めて。
⑬ジュンヴァンケット
調子↑
「在厩調整で引き続き動きはいい。テンションの高い馬なので坂路で単走でやったが許容範囲。重賞だが、初戦の様な走りをしてくれたらチャンスは十分有ると思う。」とのコメントも、今回8着に敗れる形。好位に付けてスムーズではあったが、決め手の差が顕著に出てしまった感は否めない。これがキャリア2戦目だけにまだ巻き返しの余地は有る。
⑭ケイケイ
調子→
「去勢後は徐々に真面目に走れるようになり、前走で心身が整ってきた印象。引き続きチークピーシズ装着。メンバーは強くなるが、ここでどういう競馬が出来るかな。」とのコメントも、今回11着大敗。道中理想的な位置にはいたが、その分純粋な決め手勝負では見劣ってしまったか。次走どこまで巻き返せるか。
⑮オフトレイル
調子→
「勝った後はここを目標に調整。1週前はここを目標に調整。1週前はコ―スでしっかりした動きでしたし、順調に来ましたよ。末脚は確かなタイプ。重賞でも楽しみ。」とのコメントも、今回6着敗走。中団からスムーズに差し込んできたが、ゴール前の大接戦でやや後手には回ってしまったか。状態は良かったが…次走どこまで。
⑯タガノデュード
調子↑
「他の馬がバテかけてから伸びてくる馬だからね。ここ2戦はスローで流れが合わなかった。ある程度流れてくれる競馬なら、やれると思う。」とのコメントも、今回10着大敗。位置取りを取れなかったのが全てと言えるか、決め手勝負でも分が悪く力を発揮出来なかった。立て直したい。