2024年4月20日
京都11レース 天王山ステークス
①サンライズアムール
調子↑
「今のところ蹄の不安は出ずに調整出来ている。1400メートルもこなせるが、ベストは1200メートル。レースまで順調にいって能力を出せれば。」とのコメントも、今回8着敗走。逃げ馬をマークする形で3番手からの追走も、直線早々に脚色一杯となってしまった。案外と言えるレース内容で、次走立て直しを図りたい。
②クインズメリッサ
調子→
「スタートが不安定なので控える形になるが、ラストの脚はしっかり。距離短縮で展開が向くようなら。」とのコメントも、今回3着好走。後方から脚を伸ばしてきてはいたが、位置取りが厳しく2着争いの一線が精一杯という形。この馬なりに現状の力は発揮している。
③ジレトール
調子→
「流れが落ち着いたなか、じっくり運んだ前走はラストでいい伸び。1200メートルだと最後まで集中力が続く様だ。今回はゲートを出たなりに運びたい。」とのコメントも、今回後続に1.3/4馬身差を付け、見事勝利を収める格好。中団から力強く脚を使い、粘る2着馬をあっという間に突き放してみせた。ここにきて一気に力を付けてきたか。次走も要注目。
④サトノテンペスト
調子→
「前走は流れが遅かったからね。馬具の効果はあったし、継続騎乗もプラス。しまいはいい脚を使うので、前が残る展開にならなければ。」とのコメントも、今回6着敗走。着順ほど負けていない一方、後方からなだれ込む形になってしまった感は否めない。現状は展開に左右される形。
⑤ナムラフランク
調子→
「前走は完勝だったし、2走前にオープンで差のない競馬をしている。今回は別定戦だが、昇級戦でも通用する手応えはある。暑さには弱いが、状態のいい今なら楽しみ。」とのコメントも、今回5着入線。好位からスムーズなレースは出来ていたが、昇級緒戦でマークされる形となり、やや厳しい展開となってしまった印象。これを糧に次走どこまで上向いてくるかが鍵。
⑥ヴァガボンド
調子→
「いつも通りこの馬の競馬をするだけ。今回はブリンカーを着用する。スタートが五分に決まれば。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。ハナを奪ってマイペースな形も、スローに落としすぎてしまったのが結果的に痛恨。決め手勝負で見劣ってしまった。次走はどこまで立て直せるか。
⑦アルファマム
調子↑
「前走は距離が長かったし、ペースも合わなかった。57射k路がどうかだけど、距離は短い方がいいし、しまいは確実。改めて。」とのコメントも、今回4着入線。後方から上がり最速の脚で追い込んできたが、脚を余してしまい先に抜け出した馬達を捉える事は出来なかった。力自体はあるが、展開が向かないと勝ち切るまでは…。
⑧メイショウテンスイ
調子↑
「行く馬がいればハナにこだわらないレースもできる馬。うまく流れに乗って、1200メートルに対応すれば。」とのコメントも、今回10着大敗。最後方に構えたまま、直線もなだれ込むだけというレース内容に。現状はペースが流れなければ厳しそうな印象。
⑨パラシュラーマ
調子↑
「状態はいいし、ジョッキーに癖も掴んで貰っている。あとは枠順と展開。舞台はいいので、もまれずにスムーズなら。」とのコメントも、とのコメントも、今回2着好走。番手からの競馬でスムーズなレースは出来ていたが、決め手に勝る勝ち馬には屈してしまった。展開ひとつでオープン初勝利は狙える1頭。
⑩ゼットレヨン
調子→
「在厩の調整で臨んだ前走は集中力を欠いたが、昇級緒戦とすれば悪くない内容。今回は放牧でリセットさせ、動きもいい。前進に期待。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。前走同様中団に構えていたが、ペースが遅かった分満足に力を発揮する事が出来なかった印象。もう少しペースは流れた方が良さそうなタイプか。
⑪ジャスパーゴールド
調子→
「大きく負けていないが、決め手に欠ける印象。順調に調教を積んで体調はいい。展開ひとつだろう。」とのコメントも、今回11着と大敗を喫する結果。中団でレースを進めていたが、直線全く手応えなく失速…。中身が伴っていなかった印象で、まだ立て直しには時間を要しそうか。
⑫レッドゲイル
調子→
「調教はいつも通りに動かなかったが、雰囲気はいい。馬体の張りが上々。ジョッキーも騎乗した事があるので、しまいの脚を生かせれば。」とのコメントも、今回12着大敗。後方のまま脚を使うことなく終戦という形。レースになっておらず、立て直しは必須か。
⑬ジャスパープリンス
調子→
「前走は初障害で息切れした。その後は順調に調教を積んで平地戦へ。位置取りにこだわらずに運んで、展開などがうまくかみ合えば。」とのコメントも、今回13着と最下位に敗れる形。逃げ馬をマークする形でスムーズだったが、直線は早々に脚色一杯に。年齢的にも現状厳しい様子は否めないか。