2024年4月28日
新潟11レース 谷川岳ステークス
①グラティアス
調子→
「ポジションを取りに行くより、道中はバランスを整えて走らせた方が、直線で体を使えそう。新潟外回りのコース形態がいい方に出れば。」とのコメントも、今回7着敗走。中団からジリジリと詰め寄ってきたが、前が残る展開で厳しいレースになってしまった。行き脚をつけたいところ。
②カレンシュトラウス
調子↑
「長期休養明け、前回の休養明け、そして今回と段階を経て良くなってきている。直線の長いコースもいいし、マイルに戻してきっかけを掴んで欲しい。」とのコメントも、今回13着大敗。後方に構えていたが全く脚を使う事が出来ず終戦…。依然復調の様子は見られない。
③キタウイング
調子↑
「追い切りにまたがった杉原騎手がいい感触を得てくれています。器用さがないので、コーナー2つのコ―スが合うタイプ。実績のある新潟で期待したいですね。」とのコメントも、今回8着に敗れる形。最後まで止まっていない一方で、なだれ込むだけという形になってしまったのも否めないか。復調の様子は感じられない。
④フリームファクシ
調子→
「前走は積極的な競馬をしたけど、踏ん張りを欠いた。開幕週の新潟はいいと思うから、良馬場で変身を。」とのコメントも、今回3着好走。中団からジリジリと詰め寄ってきたが、先に抜け出した前2頭は捉える事が出来なかった。連闘効果で状態は着実に上向いてきている。
⑤エンペザー
調子↑
「重賞で1400メートルはこの馬には忙しかった。左回りのマイルは合うし、状態もいいよ。」とのコメントも、今回10着と大敗を喫する形。近走同様、全く脚を使うことができなかった。距離自体は延びて良さそうだが…次走立て直せるか。
⑥ビジン
調子→
「長めの距離に使ってきたが、今回はブリンカーを着けて、カーブが1つのマイルに使ってみる。変化を期待。」とのコメントも、今回12着大敗。好位につける形も、直線伸びなかったのは距離の影響か。立て直しは必須。
⑦ルージュエクレール
調子→
「放牧を挟んでいつもの仕上がり。距離はマイルがベターだと思います。平坦で直線の長い新潟で変わり身があれば。」とのコメントも、今回11着と大敗を喫する形。後方からひと脚は使っている一方、大勢には影響しない位置での入線。現状オープンではまだ通用していないレースが続く。
⑧モントライゼ
調子↑
「マイルでの先行策が板についてきた。中間も太らない様にプール併用で運動量を豊富に。開幕週の馬場でひと伸びがないか。」とのコメントも、今回6着敗走。好位からスムーズに追走は出来ていたが、直線の末脚比べでは見劣ってしまったか。大きく負けてはいないが、次走どこまで。
⑨アサヒ
調子↑
「体調は抜群にいい。ゲートさえ出てくれれば、流れに応じた競馬が出来る。好レースを期待したい。」とのコメントも、今回14着大敗。後方のまま全く脚を使う事が出来ず…。中身が伴っていなかったか？立て直しは必須。
⑩ジューンオレンジ
調子↑
「暖かくなって体調は上向き。久々のマイルになるので、馬の後ろに付けて折り合いに専念する形でいいのかなと。左回りになるのはいいと思います。力まずに運べれば。」とのコメントも、今回4着入線。後方から上がり最速の脚で追い込んできたが、前を捉える事は出来なかった。大きく負けてはおらず、次走も展開ひとつで軽視は禁物と言える1頭。
⑪アルーリングウェイ
調子→
「前走は馬場が影響したのか、思った程進んで行かず。開幕週の馬場は良さそうだし、マイルも守備範囲。左回りになるのもいい。」とのコメントも、今回5着入線。中団からジリジリと詰め寄るも、現状はこれが精一杯という形。徐々に上向いては来ている。
⑫セッタレダスト
調子↑
「オープンに入ってから精彩を欠いているが、もう一段上がれていい馬。左回りの方が走りが良く、開幕週の馬場を味方に粘れるようなら。」とのコメントも、今回15着と最下位に敗れる形。自分の競馬は出来たが、直線抵抗出来ないのは相変わらず。立て直しは必須か。
⑬トゥデイイズザデイ
調子↑
「背腰の疲れもあってブランクが長くなりましたが、帰厩後は順調。良くなる余地を残しつつも、態勢は整いました。実績のあるコ―スでどこまで動けるかですね。」とのコメントも、今回2着好走。好位の後ろから運ぶ形で、勝ち馬にはしてやられてしまったが2着争いはキッチリ制してみせた。叩き2走目となる次走も要注目。
⑭ホウオウノーサイド
調子→
「オープンまで上がると追い込み切れないね。流れに乗ってうまく末脚を生かした。体調はいいので、再度のマイル戦で違った面が出れば。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。脚は使っている一方、大勢には影響しない位置での入線。行き脚が付かないと現状厳しいか…。
⑮メイショウチタン
調子↑
「いきなり走れるタイプ。この距離でどれだけ我慢が効くかだね。途中からハナに立つ得意の形に持ち込めれば。」とのコメントも、今回後続に1馬身差を付け、見事勝利を収める格好。展開が向いたとは言え、直線では並びかけてくる馬も居らず、着差以上に強いレース内容を見せた。次走もマイペースで行けるようなら侮れない1頭か。