種牡馬/ロージズインメイ
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期待度も大きいデヴィルズバッグの直系種牡馬【ロージズインメイ】

現役時代の成績 米国【13戦8勝】

【主な勝ち鞍】ドバイワールドC ホイットニーH ケンタッキークラシックC コーンハスカーBCH
【代表産駒】ドリームバレンチノ コスモソーンパーク マイネソルシエール マイネショコラーデ

3歳5月の新馬戦でデビュー。2戦目の未勝利戦で勝ち上がり、初の重賞制覇を目指してジェロームHに挑戦するも6着と敗れた。パワー・スピード共に成長し、先行力にも磨きが掛かった4歳時は3連勝でコーンハスカーHで重賞初制覇。続くホイットニーHも激戦を制しG1馬の仲間入りを果たした。
5歳になるとドンHで2着と好走。続くドバイワールドCでは1番人気の期待に応え3馬身差を付ける快勝。その後の活躍も期待されたが、屈腱炎を発症し現役引退を発表。その後日本へ種牡馬として導入された。生涯の13戦で連対を外したのが3歳時のジェロームHだけと抜群の安定性を誇っていた。

サンデーサイレンスと同じ父系の馬ながら、北米のアウトサイダーの血を代々重ねることによってヘイロー系の軽いスピードを10ハロンも持続させることができる競走馬となった。
産駒のにはスピードが速い馬はそうおらず、平均ペースで進みしぶとく前に残るタイプが多いため積極的に前に行ける馬が好走する傾向がある。芝・ダート問わず走り、東京や中山を得意とするが、上がりの速くなる京都と新潟のコースは大苦手。

そのため、競馬予想をする際には、この競馬場で出走するのであれば思い切った割引が必要となるだろう。しかし、芝の道悪はプラスに働くため好走に繋がることが多い、この点は注意が必要だ。あまり自己主張しない種牡馬なので、ドリームバレンチノのように母のスプリンター資質が前面に出るタイプも多い。年齢を重ねるごとに徐々に成績を上げていく晩成タイプの産駒が多い為、息の長い活躍が期待できる血統である。