種牡馬/ワイルドラッシュ
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芝よりも断然ダート!産駒も活躍する【ワイルドラッシュ】

現役時代の成績 米国【16戦8勝】

【主な勝ち鞍】メトロポリタンH カーターH イリノイダービー ケンタッキーCクラシック
【代表産駒】トランセンド パーソナルラッシュ クリールパッション クラーベセクレタ

2歳の12月にデビュー、ケンタッキーダービーの前哨戦であるサンラファエルSで惨敗。その後、芝のラプエンテSで優勝。これをステップとして挑んだイリノイダービーをレコード記録で制覇し、三冠最後の一戦であるベルモントSに臨んだが、優勝馬タッチゴールド大きく引き離され、まさかの最後着となった。4歳時にカーターHでG1初勝利を飾ると、続くメトロポリタンHも勝利し、勢いに乗ったまま挑んだケンタッキーCクラシックではのちに米国で殿堂入りを果たすシルバーチャーム相手に同着の活躍を見せた。
同年11月のクラークHで3着となり、この競走を最後に現役を引退。2004年から総額3億2900万円のシンジケートが組まれ、日本のアロースタッドで共用されている。

父にBCクラシックの勝ち馬であるワイルドアゲインが影響して力強いダート血統となっている。それもあってか産駒の多くはダート戦ならばどの距離でもまんべんなく力を発揮して好走する傾向がある。さらに、母の父がリボー系であることで、産駒にも底力あ引き継がれており、2010年、2011年の2年連続で地方・中央でのダート重賞勝利数でトップの成績を記録している。
また、ハイペリオンとサンインローが母方の血に入っている場合は大物になりやすく、ジャパンCダートを2度制した代表産駒のトランセンドがこれに当てはまる。

京都の芝、ローカルのダートとの相性が良く、芝・ダート共に重馬場を気にせず走ることができるが、芝に限っては短距離戦以外は揮わない結果となることが多い為、注意が必要となる。その為、競馬予想をする際には芝よりもダートに目標を定めて予想する方が良いだろう。