種牡馬/アルカセット
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1700〜1800m専門、ダートは重、不良が得意な【アルカセット】

現役時代の成績 英仏日通算【16戦6勝】

【主な勝ち鞍】
サンクルー大賞典、ジャパンカップ、ジョッキークラブS

【代表産駒】
アナバッティック、サンデーミューズ

長距離を使われるようになってから頭角を現し始め、5歳5月のジョッキークラブSで重賞初勝利。初のG1戦となったコロネーションCは惜しくも2着だったが、次走のサンクルー大賞典を制しG1ウィナーの仲間入りを果たし、ジャパンカップではハーツクライ、ゼンノロブロイなどの強豪相手にレコード記録で勝利し、引退後はそのまま日本で種牡馬入りとなった。

父キングマンボはオールラウンダータイプながら配合には正直で、アルカセットは母からパワーとスタミナを色濃く受け継いだことでスピード不足となり苦戦したが、サンデー系と配合した産駒からはヒラボクビクトリーやサンデーミューズといった上級馬が輩出されている。

産駒の全勝ち鞍の8割が1700m以上で、距離は長ければ長い程良いステイヤータイプだが、ローカルの芝2600m以上では一度も馬券に絡んだことが無く、追い上げが利かない。中央開催の芝2000m以上の比較的前で運べそうな時や追える騎手が騎乗した際には注目したい。

ダートでは東京の2100mで良く穴を開けるので抑えておくと良いだろう。以上を踏まえて競馬予想に臨みたい。