芝向きで1800mがベスト距離【チチカステナンゴ】現役時代の成績 【14戦4勝】
【主な勝ち鞍】
パリ大賞典、リュパン賞、トーマスブライアン賞
【代表産駒】
ヴィジョンデタ、サオノア、ブレク
3歳クラシック路線のリュパン賞でG1初制覇を飾ると、続く仏ダービーでは2着。パリ大賞典をコースレコードで優勝。秋シーズンはマイル路線のジャック・ル・マロワ賞から始動するも4着に敗れ、再び凱旋門賞路線へと戻り、ニユエ賞で3着。
その後脚部不安を発症し、引退した。サンデーサイレンスを持っている牝馬との配合は、ここまで40頭が出走しているものの、勝ちあがったのは6頭のみの為、期待はずれの組み合わせとしか言えないが、ロベルト系を持つ牝馬との配合はまずまずの勝ち上がり率となっているのが唯一の救いか。
産駒の多くは動きが緩慢で、短距離では追走に苦しみ、ダートをこなすにもパワーが足りない。初年度産駒は3歳になって距離適性が延びて勝ち鞍がポツポツと勝ち始めており、本領発揮は芝中距離だろう。コース別では新コースとなった中京競馬場での成績がなかなかよく、直線の長い芝の中距離が最もベストな条件と言えるだろう。以上の点を踏まえて競馬予想をしたい。