種牡馬/エンパイアメーカー
トップ > 種牡馬 > エンパイアメーカー
芝は中山、ダートは東京で活躍【エンパイアメーカー】

現役時代の成績 米【8戦4勝】

【主な勝ち鞍】
ベルモントS、ウッドメモリアル、フロリダダービー

【代表産駒】
フェデラリスト、イジゲン、ロイヤルデルタ

2歳10月の1マイル戦でデビュー。2戦1勝で2歳を終え、翌年3歳時はブリンカーの着用でレースぶりが一変。フロリダダービーで1番人気のトラストエンラックを9馬身差で破り素質の高さを見せ付けたが。ケンタッキーダービーでは不利と言われる外枠発走が響き2着と惜敗。三冠の夢は破れたものの、ベルモントSではファニーサイドを直線でかわし三冠制覇を阻止した。8月のジムダンディSの後に脚を痛めると、あっさり引退を発表。2003年に種牡馬入りを果たした。

2012年の北米限定の種牡馬ランキングでは堂々のトップ。アメリカ時代はシアトルスルー、セクレタリアト、ミスタープロスペクターと優れた相性を示していた。中山記念を勝っているフェデラリストはサンデー系牝馬との配合で生まれているため、この配合でなら芝でも走れる馬が誕生する。

サンデー牝馬から誕生したフェデラリスト以外の産駒は全てアメリカ血統の外国産馬であり、殆どの馬がダートに高い適性を見せている。中でも東京のダート1600mでは14戦9勝と相性が良く、前後200mでも上々の成績を見せている。力の要るパサついた馬場の方が走る傾向が見られる。以上の点を参考に競馬予想をしたい。