世界中の産駒が活躍しているアイアンホース【ジャイアンツコーズウェイ】
現役時代の成績 仏愛英米通算【13戦9勝】
【主な勝ち鞍】
サラマンドル賞、英インタナショナルS、英エクリプスSほか
【代表産駒】
スズカコーズウェイ、エーシンジーライン、エイシンアポロン
2歳時にG1を含む重賞3連勝。3歳時は英2000ギニー、愛2000ギニーで共に2着と惜敗が続いたが、3歳マイル王を決めるセントジェームズパレスSを快勝すると、完全に軌道に乗ったようで、9月の愛チャンピオンSまで破竹の5連勝。
その後はクイーンエリザベス2世S2着、BCクラシック2着。全戦績を通しても3着以下が無いという圧倒的な成績を残した。
父ストームキャットは北米のリーディングサイアーで、父の母の半弟にロイヤルアカデミーがいる。2009年、2010年と2年連続で北米のチャンピオンサイヤーに輝いており、世界中に活躍馬を輩出しており、日本にもエイシンアポロンやスズカコーズウェイなどを送り出している。
持ち前のパワーで長い長距離をこなす馬もいるが、ストームキャット系だから基本は芝ダート兼用のマイラータイプが多い。
勝ち上がるまでに時間のかかる産駒が多く、1200mは短く、マイル距離がベスト。しかし、ダートは1800mまでこなせるので注意が必要だ。ダートは小回りも難なくこなすが、芝は小回りが苦手。逃げか差しが必勝パターンとなっている。以上の点を踏まえて競馬予想をしたい。