種牡馬/キングマンボ
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世界中に活躍馬を送り出す【キングマンボ】

現役時代の成績 【13戦5勝】

【主な勝ち鞍】
仏2000ギニー、ムーランドロンシャン賞、セントジェイムスパレスS

【代表産駒】
エルコンドルパサー、キングカメハメハ、キングズベスト

2歳7月に仏のメゾンラフィット競馬場でデビュー。2戦目に勝ち上がり、仏の2歳重賞路線を歩むも惜敗が続き、2歳時は7戦1勝2着4回だった。
しかし、3歳初戦の準重賞ジュベル賞で圧倒的人気のザフォニックをやぶり勢いに乗ると、仏2000ギニーでは中団から末脚を伸ばして初の重賞タイトルを獲得をクラシックの大舞台で飾った。

その後は欧州のG1路線を進み、G1レースを2連勝。クイーンエリザベス2世S3着を最後に現役を引退し、米国で種牡馬となった。父ミスタープロスペクターは米国2歳&総合チャンピオンサイアー。母は87年の全欧3歳牝馬チャンピオンであり、88年の古牝馬チャンピオンのミエスクという超良血。

獲得したタイトルは2004年の仏2歳チャンピオンサイアーのみだが、そのイメージを払拭するかのように世界中に活躍馬を送り出している。特に日本競馬とは相性が良く、スケールの大きいパワーとスピードを武器に、エルコンドルパサー、キングカメハメハ、キングズベストなどが活躍したが、当馬自体は2010年に種牡馬を引退している。

しかし、産駒の仔たちは今も芝・ダート、距離の短長を問わずに活躍を拡げており、まだまだ目が話せない血統と言えるだろう。