種牡馬/ストラヴィンスキー
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2012年芝の成績が急上昇!1200〜1600mで力を発揮【ストラヴィンスキー】

現役時代の成績 英仏米愛通算【8戦3勝】

【主な勝ち鞍】
ジュライC、ナンソープS

【代表産駒】
ベンバウン、コンゴウリキシオー、アンダースポット、リネンハイブリット

3歳3月の一般戦から始動し、このレースに敗退すると2000ギニーへの出走を回避してスプリント路線に進むこととなる。ジュライCをコースレコードを記録して快勝し、ナンソープSでも後方から一瞬の末脚で抜け出して優勝を飾った。米国のBCスプリントではダートに持ち味を殺され6着に敗れはしたが、同年の全欧最優秀スプリンターに選出された。6F以下のレースでは3戦3勝と高いスプリント適性を見せた現役生活だった。

父がヌレイエフ、母の父にブラッシングブルームというパワーを伝え易い血統で、かつてマル外として輸入されたコンゴウリキシオーは芝の重賞を勝っているが、日本で種付けをした産駒の多くは圧倒的にダート向きの馬が多かった。ただし、サンデー系の馬との配合では芝向きの傾向になることが多い。

産駒の多くは父と同様にスプリントに高い適性を持っているため、得意のダートと短距離の組み合わせならば安定した成績を残している。スピード能力が高いので、脚抜きの良いダートと相性が良いが、短距離専門なので1300m以上しかない東京のダートレースでは1年以上勝ち鞍から遠のいている。以上の点を踏まえて競馬予想をして行きたいところだ。