種牡馬/タピット
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非凡な能力を見せた【タピット】

現役時代の成績 米【6戦3勝】

【主な勝ち鞍】
ウッドメモリアル、ローレル・フューチュリティ

【代表産駒】
スターダムバウンド、ケアレスジュエル、テルアケリー、テスタマッタ

2歳10月に米デラウェアパーク競馬場でデビュー。初戦を7馬身差で圧勝すると、2戦目のローレル・フューチュリティでも4馬身差での快勝を見せた。

4戦3勝で迎えたケンタッキーダービーではレースの数時間前から激しい雷雨に見舞われた為に、追い込み馬には厳しい馬場状態とあって9着に敗退。その後、復活をかけてのどを手術し秋のペンシルヴァニアダービーに出走するも9着に敗れ現役を引退した。

父プルピットは米国で6戦しファウンテンオブユースS、ブルーグラスSを含めて4勝を挙げ、産駒には本馬を含め、ホープフルSの勝ち馬スカイメサ、ターフクラシックの勝ち馬ストロールがおり、叔父は米チャンピオンスプリンターのルビアノがいる。

産駒にはファーストクロップのスターダムバウンドが2008年のブリーダーズCジュベナイルフィリーズを制して米国の2歳チャンピオンサイアーに輝くと、2年目産駒のケアレスジュエルがアラバマSを制覇。3年目のテルアケリーもデピュータントSに勝っているなど、毎年G1馬を輩出している。

仕上がりが早いスピード血統で、日本ではテスタマッタがジャパンCダートを制している。2011年に挙げた勝ち鞍5つがダート戦と、日本ではダートの実績が高いが、芝もこなすはず。競馬場を選ばないオールラウンダーで、叩き3戦目や中3週目で好成績を残す傾向がある点は見逃せない。以上の点を踏まえて競馬予想に臨みたいろところ。