狙い目は新潟ダ1800m、中京ダ1700m【カリズマティック】
現役時代の成績 米【17戦5勝】
【主な勝ち鞍】
ケンタッキーダービー、プリークネスS、レキシントンS
【代表産駒】
サンキング、ワンダーアキュート
1998年6月の未勝利戦でデビューするの6頭立てで6着と惨敗。同年11月に初勝利を挙げるなど、当初は凡庸な競走馬だった。3歳となった1992年のクレーミング競走で1位馬の降着により繰り上がりで2勝目を挙げ、G2のレキシントンSをレコードタイムで快勝し、ケンタッキーダービーに向かうこととなった。
この年のケンタッキーダービーは、調教師であるボブ・バファートの史上初の3連覇達成に期待が集まっていたことから、上位には彼の管理馬が名を連ねており、当馬は12番人気と伏兵馬扱いだった。しかし、レースでは直線で抜け出すと後続の追撃をクビ差抑えて優勝した。
三冠第2戦となる次走のプリークネスSでは、前走の成績がフロック視されたのか5番人気に甘んじたが、予想を覆し優勝。
続くベルモントSでは三冠達成に期待がかけられたものの、最後の直線で力尽き、レモンドロップキッドに敗れ3着となった。レース中に管骨と種子骨を骨折していたが、騎手の機転により大事には至らなかった。レース翌日に手術が行われ、そのまま引退した。
産駒の成績はダートに傾いており、ワンダーアキュートがJBCクラシックを制していることからもダートに高い適性を持っていると判断できる。
新潟ダート1800mと中京ダート1700mでは馬券的にも狙い目で、休み明けも強いため期待が持てる。相性が良いのがトニービンとミスプロなので、競馬予想の際に血統を見てこの組み合わせがいれば抑えておきたい。