種牡馬/グランデラ
トップ > 種牡馬 > グランデラ
タフさが生かされる2500m以上が出番【グランデラ】

現役時代の成績 英仏愛UAE香シンガポール豪通算【22戦6勝】

【主な勝ち鞍】
シンガポール航空国際C、プリンスオブウェールズS、愛チャンピオンS

【代表産駒】
カネトシコウショウ、ラブグランデー

2000年にイギリスのドンカスター競馬場でデビュー。同年は4戦1勝の成績で終えた。翌年は5戦1勝で、ジョッケクルブ賞3着、エクリプスS2着、インターナショナルS2着とG1競走でも上位入着を果たし、準重賞のアークトライアルを制している。古馬となってからは厩舎を移籍し、世界各国を転戦するキャンペーンを実行。

緒戦となったUAEを皮切りに、香港、シンガポール、イギリス、アイルランド、オーストラリアの6カ国で8戦し、シンガポール航空国際C、プリンスオブウェールズS、アイリッシュチャンピオンSで優勝。同年のWRCの総合優勝に輝いた。また、同年のカルティエ賞最優秀古馬を受賞している。

2003年は緒戦で挑んだドバイワールドカップの前哨戦、マクトゥームチャレンジラウンド3を優勝し、本番のドバイワールドカップでは4着と好走。その後イギリスで3戦したものの、全て着外となってしまったために、現役を引退した。

血統的には、日本向きの柔らかさを持っているが、母の父に力のあるアリダー産駒がいるため、芝・ダート共に活躍馬が誕生している。牡馬はアキノカウンターのような中距離馬が多く、牝馬はニシノステディーのような短距離馬が多い。

揉まれ弱い性格の馬が多いため、逃げるか追い込むかの極端な脚質になりやすく、坂があまり得意ではないので、基本的には平坦向きと言える。以上の点を踏まえて競馬予想に臨みたい。