キングマンボ系だけに芝道悪は巧者【ルールオブロー】

現役時代の成績　英愛通算【9戦4勝】

【主な勝ち鞍】
英セントレジャー

【代表産駒】
リョウマニッポン、キングオブロー、ハルカフジ

2歳時は目立ったところがなかったが、3歳初戦で挑んだ英ダービーの前哨戦であるダンテSで2着に健闘、続く英ダービーでも10番人気と低評価を覆して2着に入着し、一躍注目の的となった。

愛ダービーでは4着と揮わない結果となったが、秋に挑んだグレートヴォルティジュールSで重賞初勝利を挙げた。続く英セントレジャーではG1初勝利を挙げている。しかし、その後は脚部不安を発症し、復帰を目指すものの叶わず、この英セントレジャーが最後のレースとなった。

父キングマンボは超スピード配合で仏2000ギニーやマイルG1を制しているが、この馬はパワーで押す長めマイラー血統というべきで、今の所は短距離とダートを主戦場として活躍している産駒が多く、2000ｍ以上は苦手としている。

キングマンボ系だけに、芝の道悪は得意としているが、切れ味に欠けるので、直線の長い芝コースでは割引が必要となるだろう。小倉芝1200ｍが狙い目と言える。