種牡馬/マジェスティックウォリアー
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現役時代の成績 アメリカ通算【7戦2勝】

【主な勝ち鞍】ホープフルステークス
【代表産駒】ライトウォーリア サンライズホープ ハンディーズピーク

2歳8月にデビュー戦で勝利を飾ると、続くホープフルステークスで最後方からの追い込み一閃で無傷の連勝を遂げたが、3歳以降は大きなレースも勝ち切れず、3歳の夏前のレースを最後に引退、翌年から種牡馬となった。

細かい情報はWikipedia以上のものは出てこないので、早速マジェスティックウォリアー産駒の成績や特徴を探っていこう。

A.P.インディ系ということもありダートで多く使われている。芝117戦に対してダートは442戦と圧倒的だ。芝での距離別成績だが、1800mでの好走率が高く複勝率も25%を超えているが、根幹距離での好走率はイマイチなので、1800m戦での穴候補という言った予想の仕方が理想か。ダートでは1800m〜2100mでかなり高い好走率を誇る。特に大きい競馬場で開催される1800mでは複勝率34.7%とかなり高い好走率だ。ローカル競馬場での開催が多い1700mでも32.8%という数字が出ているので、このぐらいの距離であれば大きい舞台でも小回りコースでも苦にしないということだろう。

と、いうことで次は競馬場別で見てみる。芝では東京競馬場で何とか健闘しているが、新潟競馬場中山競馬場で全滅。他も施行回数が少なく、ヒモ候補に入れるかどうかも怪しい存在となってしまいそうだ。一方、ダートでは福島競馬場新潟競馬場が振るわない言うほかは良く走っている。特に中京競馬場京都競馬場阪神競馬場など西側の競馬場で30%を超える複勝率を誇り、軸馬として予想を組み立てても良いくらいだろう。

次に馬場状態についてだが、芝ではそもそも良馬場での好走率も引くのだが、稍重となるとトンと走らなくなる。重馬場で唯一2勝挙げていて数値が伸びているが不良馬場でも走れていないので度外視して良いだろう。そしてダートでは、もちろん良馬場での好走率が最も高いが、稍重・重馬場・不良馬場となっても複勝率、連対率ともに低下するそぶりも見せない。勝率に至っては重馬場・不良馬場の方が高いくらいだ。やはりダートで花開く血統と言えるだろう。まだまだ産駒も増えてくる傾向が見えているのでこれから非常に楽しみな血統と言えそうだ。