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ドイツの大駆け馬【ノヴェリスト】

現役時代の成績 ドイツ、フランス、イギリス通算【7戦5勝】

【主な勝ち鞍】 キングジョージ6世&QES サンクルー大賞
【代表産駒】ラストドラフト コスモカレンドゥラ ヴェスターヴァルト

2012年にイタリアのジョッキークラブ大賞でG1初勝利を収めると、翌2013年にはフランスのサンクルー大賞でG1競走の2勝目を果たす。

続いてイギリスのキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスでは、2着馬に5馬身差をつける大差で優勝した。凱旋門賞も目指したが結局回避し、そのまま日本向けの種牡馬となった。

ノヴェリストの産駒は1600m〜2000mで多く使われている。ラストドラフトが京成杯を勝つなど2000m級で結果を出しているほか、アルゼンチン共和国杯でも2着に入賞するなど、2400m級への適応も垣間見える。

競馬場別では東京競馬場での複勝率が29.4%、新潟競馬場が28.4%と数字を伸ばす一方で、小倉競馬場阪神競馬場福島競馬場では複勝率が2割を切っており、ローカルの小回りコースは不得手という結果となっているのが特徴。

前走と比べた距離変更では距離延長・短縮のどちらでも高い連対率を維持しており、ほかの種牡馬に比べて距離変更に適応能力が高いことがうかがえる。

ダートコースでは1勝クラスで高い単勝回収値を出しており狙い目。逆に未勝利クラスではかなり低い数字となっているので、馬券妙味的には切りの対象。

道悪の芝については苦手というデータが出ており、当日の天候や馬場によっては割引が可能。良馬場でこそ産駒は走ると言える。