G2/デイリー杯2歳S

【開催場所】京都競馬場
【コース】芝1600m外

■デイリー杯2歳ステークスの競馬予想のポイント
・人気サイドでの決着が多い
・差し馬が有利
・1〜3枠は好走率が低め
・重賞経由で臨む馬は割引?

京都競馬場、芝1600mで施行される中央競馬の重賞競走。2歳限定のレースとなっており、斤量は馬齢。牡馬55kg、牝馬54kgをそれぞれ課されることとなっている。

第1回の施行は1966年で、グレードによる格付けはG2となっている。阪神ジュベナイルフィリーズ朝日杯フューチュリティの両2歳G1競走の関西圏における前哨戦の1つに位置付けられている。
現在は、阪神ジュベナイルフィルーズのステップ競走がアルテミスSファンタジーSに移りつつあるため、より朝日杯フューチュリティステークスのステップ競走としての注目度が高くなっている。
また、地方所属馬に限り本競走で2着以内に入着した場合に朝日杯フューチュリティステークスの出走権が与えられる。

過去10年の成績からレース内容をひも解いてみると、優勝馬は1ケタ人気以内で決まっている。2着馬、3着馬も同様の傾向だ。基本的には人気サイドでの決着が多く見られるが、過去には2004年にペールギュント(9番人気)が1着となったことで3連単10万馬券が飛び出しているため注意は必要。

脚質では差し馬が有利で、勝率・連対率が共に他の脚質を上回る数値となっている。最も複勝率が高いのは逃げ馬で30%にも昇る。次いで先行が続くが2着が多いため前残りの展開となることは少ないと言えるだろう。追い込み馬にも入着はあるが3着まで。逃げ馬も3頭の入着があるがいずれも3番人気以内となっている。

枠順では4・5枠で5勝を挙げており好走馬も4〜8枠に集中している。中でも4枠が3勝を挙げており、勝率・連対率共にトップとなっている。最も複勝率が高いのは1枠で50%にも昇る。逆に最も好走率が少ないのは2・3枠で、これまでに2着2頭、3着1頭のみに留まっている。この枠の馬は割引対象としても良いかも知れない。

前走レースでは、未勝利戦経由の馬が4勝でトップ。次いで新馬戦経由、野路菊S経由と続く。注目すべき点は重賞競走経由の馬の好走率が少ないこと。過去10年の内で重賞競走経由で挑んだ馬は1勝2着3回3着5回に留まり、前走で人気がついたにも関わらず敗退した馬の巻き返しが多く見られる。近2年は小倉2歳S経由の馬が好走傾向にあるため出走メンバーにいるようなら押さえておくと良いだろう。好走馬の多くが前走で阪神・札幌コースを経験しているという点にも注目しておきたい。


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