種牡馬/ゴールドアリュール
サンデー産駒初のダート王者、その血は仔へも受け継がれる【ゴールドアリュール】

現役時代の成績 中央・地方【16戦8勝】

【主な勝ち鞍】ジャパンダートダービー ダービーグランプリ 東京大賞典 フェブラリーS
【代表産駒】エスポワールシチー スマートファルコン オーロマイスター シルクフォーチュン

2歳秋にデビューし、2戦目で初勝利を挙げると、その後は芝中距離に出走するも4連敗。7戦目でダートに矛先を向けるとこれがピタリとはまった。3歳夏から武豊騎手とタッグを組むと、ジャパンダートダービー、ダービーグランプリと交流G1を連勝、いずれも後続に1秒以上の差を付け一躍ダートのスターダムを駆け上がった。
秋のジャパンCダートでは先行策が裏目に出ての5着となったが、暮れの東京大賞典で見事に巻き返し、ダートグレード制導入後初の3歳馬による優勝を勝ち取った。年が明けて4歳で挑んだフェブラリーSでは強豪相手に初の中央G1を制覇。続くアンタレスSでは8馬身差の圧勝劇を見せるも同年の帝王賞で11着と大敗し、現役を引退した。

産駒の多くは、現役時代の当馬と同じくダートレースで多く活躍する傾向が強く、代表産駒であるエスポワールシチー、スマートファルコン、オーロマイスターは過去にもダートG1を制しているファーストクロップである。サンデー系ながらもスピードタイプでは無いため、距離はマイル以上が好ましく、2000m以上のダート戦では抜群の強さを誇る。スマートファルコンが地方のダート重賞競走を勝ちまくっているように、ローカルのダートコースを得意としており、道悪でもお構いなしに走る。平坦の小回りコースに高い適性を持っている点も注目したいところ。

母の父にサクラバクシンオーがいれば良く走る傾向があり、パワフルなアメリカ血統が入れば、しかっりとしたダート馬が誕生し、コンスタントな成績を残すため、競馬予想の際の判断材料としたい血統である。



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