種牡馬/タイキシャトル
芝・ダート共にマイラーを輩出【タイキシャトル】

現役時代の成績 日仏通算【13戦11勝】

【主な勝ち鞍】ジャック・ル・マロワ賞 マイルチャンピオンシップ(2回) スプリンターズS 安田記念など
【代表産駒】メイショウボーラー サマーウインド ウインクリューガー レッドスパーダ

4歳未勝利戦でデビューし、3連勝。4走目で2着と惜敗するものの、次走のユニコーンSでは重賞初勝利を挙げている。これまで芝とダートをコンスタントに走らせていたが、ユニコーンS後に芝路線に変更。これが快進撃の始まりとなった。マイルCS、スプリンターズSとG1を連勝。4歳となってからもその勢いは衰えることがなく、不良馬場となった安田記念を次元の違う走りで快勝。国内に敵無しを強く印象付けた。

JRAの重賞競走を6連勝して向かった先は仏最高峰のジャック・ル・マロワ賞。このレースでも好スタートを切ると、2着となったアマングメンに半馬身差を付け、日本調教馬では史上2頭目の海外G1タイトルを手にした。帰国後もマイルCSを5馬身差で連覇。次走のスプリンターズSでは3着と惜敗し引退となったが、現役時代に前を譲ったレースはたったの2回と圧倒的な強さを見せた。

産駒の多くは平地の重賞を制覇しており、19鞍の出走の内17鞍が1600m以下と、父譲りのマイラー適性を頑固に伝えている。デヴィルズバックの系統らしく脚抜きの良い馬場を得意としており、不良馬場だったフェブアラリーSを代表産駒のメイショウボーラーが制したのが良い例だ。
しかし、産駒には揉まれ弱い馬が多く、逃げて穴となる馬や、一変はある馬には注意が必要となる。芝では東京、ダートではローカルと適性がはっきりしており、先にも記載しているが、芝・ダート問わずに不良馬場はプラスに働くため、好走する傾向がある。以上の点を踏まえて競馬予想の参考としたい。



▲ページTOP

トップページ
コース紹介
レース情報
種牡馬
種牡馬2
種牡馬3