種牡馬/エアジハード
スランプもあるが、きっかけ次第で軌道に乗る【エアジハード】

現役時代の成績 【12戦7勝】

【主な勝ち鞍】
安田記念マイルチャンピオンシップ

【代表産駒】
ショウワモダン、アグネスラズベリ、ゼンノグッドウッド

1997年の新馬戦でデビューし、初勝利を挙げる。3歳初戦のカトレア賞に勝利した後、スプリンターズSに出走するも、スタート前にゲートで暴れてしまい4着に終わり、皐月賞の優先出走権を獲得できなかった。

5歳となってからは安田記念のシーズン前半の目標に定め、休養明けの初戦の谷川岳Sではゴール前でかわされ2着と惜敗。2走目の京王杯スプリングカップでも、ゴール前でグラスワンダーにかわされ2着となった。これらの敗戦を受けて本番の安田記念では先行から差しに作戦を変更したのが功を奏し、G1初勝利を挙げた。

後半シーズンはマイルCSを目標に天皇賞(秋)を3着と好走。マイルCSでは人気に応え、当時のレースレコードで優勝した。その後屈腱炎を発症し引退したが、1999年度のJRA賞で最優秀短距離馬、最優秀父内国産馬に選出された。

サクラバクシンオーと並び、サクラユタカオーの血を受け継いでいる。安田記念を勝ったショウワモダンが引退したことで、かつての勢いは現在影を潜めている。
勝ち上がるまでに時間がかかるタイプが多く、クラスの壁に阻まれスランプに落ちる馬も少なくない。しかし、きっかけがつかめれば突然軌道に乗り、好成績を挙げることもあるため、競馬予想の際には注意が必要となる。



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