種牡馬/ウインラディウス
地方競馬では高い勝ちあがり率を誇る【ウインラディウス】

現役時代の成績 【32戦9勝】

【主な勝ち鞍】
東京新聞杯富士S

【代表産駒】
ブラックバニヤン、キリシマトリオ

2000年8月の新馬戦でテイエムオーシャンの後塵を喫した2週間後、同日に新馬戦がありながら敢てクローバー賞に参戦。未勝利馬ながら1番人気に支持され、レコードタイムで初勝利を飾った。
この快挙により、同馬を来年のクラシック級の大物と評するメディアも多くいたが、朝日杯FS8着後に持病の喉鳴りが悪化し、戦線を離脱。手術により1年9ヶ月の長期休養となった。

2002年9月に500万下クラスまで降級しており、幾度となく1番人気に支持されるも、気性難により取りこぼすレースも少なくなかったが、2003年にオープンクラスに返り咲いた。
2004年から能力が開花し始め、東京新聞杯にて初の重賞タイトルを獲得。さらに京王杯スプリングカップをレコードで制覇し、安田記念の優勝候補として挙げられたが、G1タイトルには縁がなかった。2006年まで現役で活躍したが、同年の東京新聞杯での鼻出血を発症し、現役を引退した。

姪にはオークスを制したウメノファイバーがいる良血で、産駒は地方競馬で高い勝ちあがり率を誇っている。配合はスペシャルウィークと同じく、ノーザンダンサーとターントゥとの相性が良い。
地方競馬にこの馬の産駒がいるようなら、競馬予想の際には買い目に入れておいても良いだろう。



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