G1 / 日本ダービー
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【開催場所】東京競馬場
【コース】芝2400m

■日本ダービー 競馬予想のポイント
・1枠が圧倒的に有利!
・優勝馬は3番人気以内の支持を集めた馬
皐月賞経由の馬から狙う
・良馬場なら皐月賞上位入賞馬を。道悪なら巻き返し組も台頭

東京競馬場、芝2400mで施行される中央競馬の重賞競走。3歳牡馬クラシックの2冠目に位置付けられており、「最も幸運な馬が勝つ」とも言われる。斤量は57kgで、牝馬はセックスアローワンスにより55kgが課されることになっている。

第1回の施行は1932年で歴史は古く、3歳限定戦であることから、全てのホースマンが目指すタイトルとされている。ダービーを勝った馬はダービー馬、勝った騎手はダービージョッキーと呼ばれる。グレードによる格付けはG1である。

過去の成績からレース内容をひも解いてみると、波乱の結果が多く、3連単配当は10万円を超えることもしばしばである。2007年には、牝馬ウオッカが勝ち、かつ14番人気のアサクサキングスが2着に入賞するなど大波乱の結果となった。過去10年に見る脚質では、先行馬と差し馬がともに4勝で並ぶが、勝率では先行馬が圧倒的に数字的に有利である。残りの2勝は追い込み馬で、逃げ切って勝った馬はおらず、2着まで。2400mの距離を逃げ切るのは簡単ではないことが伺える。

枠番では1枠の勝率が圧倒的に高く5勝を挙げている。次いで3枠が2勝と続く。勝鞍が無いのは7枠と8枠。7枠こそ3着馬を4頭輩出しているが、8枠は2着馬3着馬がそれぞれ1頭のみとなっており、外枠不利の傾向が伺えるので、競馬予想の際には注意を払おう。

人気別では、勝馬で最も多いのは1番人気馬で6勝を挙げている。他には2010年にエイシンフラッシュが7番人気で勝った以外は、すべて3番人気以内の支持を集めた馬が勝ちを収めていた。しかし、2着馬となると2ケタ人気の支持に留まった馬の好走も多く、3着馬では8番人気以内に収まる傾向が出ており、今後もこの傾向が続くのか注目だ。

その他、前走レースでは皐月賞から臨んだ馬の勝率がトップで6勝を挙げている。NHKマイルカップから2勝、京都新聞杯から1勝を挙げている。また、例外としてウオッカが桜花賞経由で1勝を挙げている。皐月賞経由で臨んだ馬は、優先出走権を獲得した皐月賞4着以内につけていた馬が強いがこれは良馬場開催のときに顕著。しかし、ダービー開催時期には雨が降ることもあり、道悪のダービーとなると皐月賞で大敗した馬が当日巻き返すケースも多くあり、ダービー当日の馬場状態にも目を配って競馬予想をすると良い。

NHKマイルカップから臨む馬は勝馬を狙うのがセオリーだが、近年は好走が少ない傾向になっている。京都新聞杯も同様で、ダービーで好走できるのは1着馬が多数となっている。青葉賞経由で臨んだ馬の優勝は無く2着まで。いずれも青葉賞の優勝馬の好走が多く、青葉賞2着馬はダービー3着が1回のみとなっている。



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