東京11レース 安田記念(GI)
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2021年6月6日 東京11レース 安田記念(GI)

@サリオス
調子↑
「心肺機能はできているので、体のこなしを優先して仕上げてきた。先週の騎手たちの進路取りから馬場が悪い印象も受けたが、当日は良馬場が見込めそうですからね。今回はこの馬のキャリアに影響を及ぼすもの。結果を出さなくてはいけないし、その仕上がりにある。」と自信の程の伺わせていたが、今回8着に敗れるまさかの結末。乗り方自体は全く問題ない様に映ったが…。それだけに陣営としてはショックの大きい敗戦か。

Aギベオン
調子↑
「チークピーシズを着けてから集中して走れるようになった。相手は強くなるけど、GIで2着と好走しているのが東京のマイル戦だからね。状態の良さを生かして、頑張って欲しい。」とのコメントも、今回9着に敗れる形。この馬なりに頑張ってはいるが、このメンバーに入るとやや力不足感は否めないか。

Bダイワキャグニー
調子→
「前走を使ったのは、この安田記念に向けてのこと。気合も乗って状態は良くなっています。前走は実績の乏しい右回りで好走。流れが向いてくれたこともあるけど、去勢効果も大きいね。高速すぎる馬場はどうかと思うので、少しでも時計がかかれば。」とのコメントも、今回11着と大敗を喫する形。自らハナを切る形も直線失速。1流馬相手のマイル戦は分が悪い。

Cカラテ
調子→
「挫跖で予定していたレースを見送り、在厩して蹄の治療をしながら良くなるのを待った。追うごとに気配は良化も一度緩ませた分途上の感は否めず、今回は一級線が相手のGI戦。中身が整うのはもう少し先になる。」との控えめなコメント通り、今回13着と大敗を喫する形。東京新聞杯で見せた粘り腰は鳴りを潜めた。秋へ向けて立て直しを図りたい。

Dグランアレグリア
調子→
「前走は期待通りの強さを見せてくれた。レースの翌週、蹄に軽い不安は出たが、それも一過性のもの。調教スケジュールには全く影響がなかった。今週の坂路でも最後まで集中力を保ちつついい動き。間隔が詰まっているしこれで十分だと思う。状態に関しては何の不安もないし、連覇に向けて視界は良好。」とのコメントを寄せていたが、結果はアタマ差の2着とまさかの結果。馬場状態の違いもあるとはいえ、前走のヴィクトリアマイルより遅い時計でフィニッシュ。結果的に中2週が響いたか?大きいアタマ差となってしまった。

Eダノンプレミアム
調子↑
「安田記念では様々な要因がかみ合わず結果を残せていないですが、もともと実績を挙げている距離で、東京のGIでも好走歴がありますからね。いい状態で臨めますから、あとは競馬へ行ってどういった走りができるかでしょう。」とのコメントも、今回7着に敗れる形。序盤から掛かって息が入らなかった印象。大一番で精彩を欠いてしまった。

Fラウダシオン
調子→
「左回りの方が成績がいいので、そこを意識して冬から春にかけては1200メートルを使いましたが、本当は1400メートルから1600メートルの方が走りやすいと思っていますし、実際に1600メートルでGIを勝っていますからね。ただ今回はメンバーが強力。胸を借りるつもりで臨みたい。」とのコメントを寄せていたが、結果は14着とまさかの最下位入線。普段通りの競馬は出来た印象も、直線では全く粘れず。次走までに立て直せるか。

Gインディチャンプ
調子↑
「先週の調教でも、しっかりとした動きでほぼ仕上がった感じでしたが、今週もラスト1ハロンは気合を入れて追いました。動きは良かったです。気が若く、年齢的な衰えは感じません。相手は強いですが、胸を借りるつもりで頑張りたい。」とのコメントも、今回4着に敗れる形。直線での手応えは絶好だったが、最後まで脚が持たなかった。衰えは感じないとのコメントも、やはり良い頃の状態と比べると物足りなさは感じるか。

Hトーラスジェミニ
調子↑
「この中間はスタッフが頑張ってコースで終えているし、その分息遣いも良くなっています。今週の動きも良かった。今まではコースに入れると物見をしたりイレ込んだりして坂路中心の調整だったけど、それでもオープンまで来られましたからね。調整パターンを変えたことで、変わり身があっても不思議はないよ。」とのコメントも、今回5着に善戦する形。GIでは未だ足りない印象も、着実に力を付けてきている。重賞なら十分チャンス有り。

Iカデナ
調子→
「昨年から食いが安定してばりばり攻められるようになり、力を発揮できるようになった。久しぶりのマイルがGIだけに甘くないけど、帰厩後の気配も上々。地力強化と具合の良さでどこまでやれるか。」とのコメントも、今回6着に敗れる結果。後方から良い脚で追い込む形も、現状は前崩れの展開待ちという1頭。

Jダノンキングリー
調子↑
天皇賞の後は放牧を挟んで1度入厩したが、体調が整わず再度放牧へ出して4月1日に入厩。その後は順調に調整できて、いい頃の感じに戻ってきている。復調すればGIでも通用する馬だと思うし、マイルも合っている。頑張って欲しい。」とのコメントを寄せていたが、結果はグランアレグリアをアタマ差で凌ぎ切っての勝利。大一番で復活。展開が向いたとは言え、現役最強マイラーを退ける大金星。今秋も引き続き注目の1頭。

Kケイデンスコール
調子↑
「前走は突然の乗り替りだったけど、古川吉洋騎手がうまく乗ってくれたし、勝ち時計も優秀だった。東京のマイルはGIで2着に着ている様に相性もいい。マイルのスペシャリストが揃う中、どこまで戦えるのか不安もあるけど、楽しみの方が大きいよ。」とのコメントも、今回10着に敗れる形。中団から脚を使おうとしたが、ジリジリ削られる展開で末脚不発に終わってしまった。まだGIでは力不足。

Lシュネルマイスター
調子↑
「前走で厳しいペースを経験した事で、今回は追走も楽になるでしょう。馬体的にも上積みは大きいですよ。年長馬とは斤量差もあるし、3歳馬としてどれだけ戦えるか楽しみです。」とのコメントを寄せていたが、今回3着に好走する形。厳しいローテながら上位に肉薄する形。秋が楽しみとなる一戦だった。

Mカテドラル
調子↑
「ポジションを取りに行くと甘くなるので、ここ2戦のようにしまいを生かす競馬が合う。中間の気配もいい。負けん気の強さを発揮する馬で、末脚勝負に徹して、その長所をうまくレースで生かせれば。」とのコメントも、12着と大敗を喫する形。ジリジリと脚を使わされる形だけに脚が溜まらず…。次走巻き返しなるか。





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