ジャングルポケットの初年度産駒【フサイチホウオー】
現役時代の成績 【11戦4勝】
【主な勝ち鞍】
共同通信杯 、
ラジオNIKKEI杯2歳S
【代表産駒】
ケンブリッジサン
2006年の10月に新馬戦でデビューし、1番人気に応えて快勝。翌月の東京スポーツ杯2歳Sではドリームジャーニーやフライングアップルなどのオープン馬を退けて2連勝で重賞初制覇を飾った。
続くラジオNIKKEI杯2歳Sでも優勝している。
翌年は共同通信杯から始動し、2着馬をクビ差制して優勝し、重賞3連勝するとともに、親子制覇を達成した。その後の皐月賞では前を捉えきれずに3着と、初めての敗退。その後も果敢にG1レースに出走し、大きな支持を集めるものの、結果が伴わず敗退が続いた。
2008年には、年始の中山金杯に出走するものの、レース中にかかってしまい15着と惨敗。2月に開催された京都記念でも15着に終わった。その後4月に屈腱炎を発症し、翌日に引退が発表された。
2012年度産駒が初年度産駒となる。ケンブリッジサンが2戦目で勝ち上がり、東京スポーツ杯2歳Sで4着と重賞競走でも健闘を見せている。
中央競馬でデビューした産駒は芝を中心に出走を重ねていることからも、父ジャングルポケット同様に芝向きの中距離血統なのは確か。
コンスタントに走る馬を輩出しているわけではないが、血統背景からも大物をだせるだけの下地は十分。ダートと重馬場を苦手としているので、競馬予想の際には注意したいところ。