■阪神芝2200メートル 競馬予想のポイント
・上がり時計がかかりやすい
・持続力のある馬が好走傾向
・宝塚記念はハイペースになることが多い
外回り4コーナー出口がスタート地点となり、1コーナーまでの距離が500メートル以上あることに加え下り坂からのスタートということでテンポも速くなりやすい。正面スタンド前を通過した後は、芝2000メートルとまったく同じコースを辿るため、3〜4コーナーは内回りコースに入る。
ゴール前の急坂以外は下りとなっている上に、内回りコースと直線距離が短いこともあって各馬の仕掛けは早めとなる。中団以降に待機している馬がマクリ気味に進出してくるため、終盤からゴールにかけては接戦となり、上がり時計がかかりやすく、スローの決め手勝負にはならない。
ただし、
宝塚記念
は例年より、緩みないハイペースになることが多く、ラップが大きく前傾する。梅雨時で馬場が悪化しやすい事も影響しているせいか、持続力に富んだ差し馬の活躍も目立っている。
枠順は3・5枠が不振で、それ以外はフラットな成績。脚質は基本的には先行〜差し馬が優勢だが、展開次第では逃げ切ることもあるため、逃げ馬も好走傾向にある。
過去の主な勝ち馬は、ディープインパクト、キングカメハメハ、ステイゴールド、マンハッタンカフェ、グラスワンダー産駒。阪神コースは総じてサンデーサイレンス系と相性が良い
阪神芝2000メートルの主なレース
2・3月 すみれS
6月
宝塚記念、三田特別、淡路特別