【開催場所】東京競馬場
【コース】障害・芝3110m
■東京ハイジャンプステークス 競馬予想のポイント
・1ケタ人気馬ならどの馬にもチャンス
・前に行く馬が中心。逃げ>先行
・内枠は不利?
・障害オープン戦経由の馬が中心。
京都ハイジャンプ、
中山グランドジャンプ組は2着まで
東京競馬場、芝3110mで施行される中央競馬の障害重賞競走。3歳以上のレースとなっており、負担重量は別定。3歳は58kg、4歳以上は60kgとなっている。牝馬はセックスアローワンスにより-2kg。J・G1優勝馬は3Kg増、J・G2優勝馬は2kgが余分に課されることになっている。
第1回の施行は1999年で比較的歴史の浅い重賞。グレードによる格付けはJ・G3となっている。前身は東京オータムジャンプとして10月に開催されていたレースで、2009年より現在の名称に変わり、以降同じ条件で施行されている。したがって、後述する過去のレースはいずれも2009年以降のデータであるので注意すること。
過去の成績からレース内容をひも解いてみると、勝率・連帯率・複勝率のいずれを取ってみても、1ケタ人気の馬ならばチャンスはあると言えそうで、組み合わせ次第では大波乱の結果となる。障害戦ということで、落馬の危険性が平地競走に比べて高いことも原因の一つと考えられる。
脚質ではもっとも勝率が高いのは逃げ馬で、次いで先行馬と続く。差しまではなんとか馬券に絡めることもあるが、追い込み馬は常に不利で2009年以降は馬券になったことが無いので、競馬予想の際には後ろから行く馬や、出遅れ癖のある馬は割引が必要と言えるだろう。
枠順では大きな差は見られないが、1・2枠は配置される馬が少ないことも響いて成績は悪い。ただし一定の人気に推された馬でも、内枠に配属されると馬券に絡めていない点から、データが少ないので判断の決め手に欠けるが内枠不利の可能性は十分にある。
前走レースでは障害オープン戦から望む馬の分布が最も多く、勝鞍も多くなっている。特に同じ東京の障害コースで上位入賞してきた馬が好走しやすい傾向が強く出ているので、競馬予想の際の参考にすると良い。
京都ハイジャンプや、
中山グランドジャンプ経由で臨んで好走した馬もいるが、勝鞍は無く2着までという結果になっている。