G3 / 七夕賞
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【開催場所】福島競馬場
【コース】芝2000m

■七夕賞 競馬予想のポイント
・2ケタ人気馬も十分に好走の可能性
・先行馬有利が基本
・1〜4枠が若干有利な傾向
・53.5kg〜55kgは割引き
エプソムカップ経由の馬に注目

福島競馬場、芝2000mで施行される中央競馬の重賞競走。3歳以上のレースとなっており、ハンデキャップ競走となっているため、斤量はハンデキャッパーの設定のものを背負うことになる。

第1回の施行は1965年と歴史のあるレースで、グレードによる格付けはG3である。七夕賞、函館記念小倉記念札幌記念新潟記念の5レースをもって「サマー2000シリーズ」のと呼ばれ、当レースはその第1戦に数えられている。

過去の成績からレース内容をひも解いてみると、1979年から2004年まで26年連続で1番人気馬が優勝出来ないという結果が続いていたが、以降は1番人気馬の優勝も目立つようになってきており、直近10年で最も勝鞍が多いのは1番人気馬で3勝を挙げている。しかし、次点は7番人気が2勝、2ケタ人気馬も2勝を挙げるなど波乱の傾向は根強い結果となっている。2着馬・3着馬のいずれを取っても2ケタ人気まで幅広く分布しており、競馬予想の際には人気や実績だけに左右されない幅広い検討が必要と言える。

脚質では最も勝鞍を輩出する先行馬が最も有利だが、連対馬となると追い込み馬も浮上、逃げ馬も一定の成績を残しているという結果となっており、明確なシェアを分け合っているとは言い難く、差し馬も3着であれば他の脚質とそん色無い結果を残している。

枠順でも大きな傾向は出ていないが1〜4枠、5〜8枠で比較すると勝率・連対率・複勝率のいずれでも1〜4枠が上回っており、内枠有利の傾向が出ていると言える。ただし、5枠と7枠に関しては3着馬の輩出が多く、3連系の馬券の予想をする際には枠順は無視しても良いかもしれない。

ハンデ戦ということで斤量にも着目してみると、最も好走馬を輩出しているのは55.5kg〜57kgの組で勝率・連対率・複勝率のいずれでも優秀な数字となっている。次いで51.5kg〜53kgの軽い斤量を背負った組。57.5kg以上の重いハンデを背負った馬も頭数の少なさの割には好走馬を輩出するので押えておきたい。そして、53.5kg〜55kg組は勝率・連対率が低く好走しても3着までという結果が多いのが特徴と言える。

前走レースでは最も多くの頭数を送り込むエプソムカップが結果も優秀で、2年に1度は必ず入賞する馬を輩出しているので、エプソムカップ経由で臨む馬には、予想の際に特に注意を払おう。他に福島競馬場のオープン戦である福島テレビオープンも頭数を送り込んでいるが3着が多く、成績は今一つパッとしない結果となっている。




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