2021年1月10日
中京11レース シンザン記念(G3)
@マリアエレーナ
調子→
「前走は相手に恵まれたところもあったが、時計は優秀だったし、力の要る馬場も合っていた。結果を出しているコースだし、決め手も非凡なので、どれくらいやれるか楽しみ。」そう少なからず期待を寄せていた陣営だが、結果は伴わず7着。1枠1番と好枠に配された割には、乗り方がやや消極的になってしまった印象。
Aブルーシンフォニー
調子→
「前走は18頭立ての大外枠で厳しかった。早くからここを目標に乗り込み、動きもいい。前回は少しイレ込んでいたので、平常心で臨めれば。」とのコメントも今回6着。平常心では臨めたはずだが…。根本的に中京競馬場が合わなかったか。
Bルークズネスト
調子↑
「前走は時計も速かったし、内容はよかった。放牧からいい感じで帰ってきて成長は感じるが、中間、少し地気味が見られるので、リズム良く運べればいいね。現時点で、ここでどれだけやれるか。」とあくまで挑戦という形で臨んだ一戦だったが、結果は望外の2着。上がり調子だった事に加え、内を上手く捌いた幸英明騎手の手綱捌きが冴える一戦だった。
Cカスティーリャ
調子→
「先週は馬場が悪い中好時計で動けていたが、今週もしっかりとした脚取り。体がたくましくなり、精神的にも落ち着きが出てきた。中京は強い競馬での2着もある。ここまで戦ってきた相手からしても重賞で通用していいと思う。」そう自信を覗かせていた陣営だが、結果はまさかの14着。大きく離されての大敗だけに…これが尾を引かなければ良いが。
Dダディーズビビッド
調子↑
「前走は鞍上が馬群から離して競馬して、うまくハミを抜いてくれた。さらに馬体に成長感じるし、引き続き得意なコースなので、折り合って運べるかどうか。」そう語った陣営だけに、11着大敗はおそらく想定外だろう。前走からのジョッキー変更が結果的には災いしたか。
Eセラフィナイト
調子→
「前走は前が止まらないなか直線で伸び勝つ、強い勝ち方ができた。決め手はここに入っても見劣らない筈。左回り、ワンターンの舞台も合うし、輸送さえクリアできれば勝機も十分あると思う。」未勝利からの参戦もそう自信を見せていた陣営サイド。故に5着という結果も陣営としては悔いが残る結果か。良い決め手は見せたものの、ペースの遅さから結果的に最後まで差し切る事は出来なかった。
Fファルヴォーレ
調子→
「前走は馬体が良くなって調子を上げていたことが結果につながりました。ベストは1400メートルだが、この距離にも対応出来そうな印象。今後につながる内容を期待。」とのコメントも今回13着大敗。距離が長い上、タフな中京コースはこの馬に向かない印象。
Gトーカイキング
調子→
「勝った後もがたっとくることなく、順調に調整できている。重賞で相手は強くなるけど、中京のマイルは経験済みだし、豊富なキャリアを生かしてどこまで。」との陣営コメントも12着。やりたい競馬は出来た印象も、未だ重賞で通用する地力はついていないか。
Hルース
調子→
「1400メートルは忙しかったね。中山のマイルでは2走前に3着といいレースをしているし、叩いた上積みも見込める。重賞でどこまでやれるのか試したい。」そう期待を寄せていた様だが結果は9着。スタート直後から位置取りも悪く、重賞の壁に阻まれた印象が強い。
Iバスラットレオン
調子↑
「前走はレコード決着のGIで小差の4着。いくらか余裕のあった体も締まってきたし、さらに上積みはありそう。今後のためにも賞金を加算したい。」と陣営も強気なコメントだったが、今回賞金加算出来ずの3着…。レース振りは悪くなかったが、勝った逃げ馬をあまりにも楽にさせ過ぎてしまったのが今回は痛恨だったか。
Jレゾンドゥスリール
調子→
「新馬戦は強い内容だった。血統の良さが出ているし、馬のバランスもいい。キャリアの浅いぶんがどうかだが、ここを目標にじっくり乗り込んでいる。能力的には重賞でも楽しみ。」キャリア1戦1勝馬ながらそう期待を寄せていた陣営。それだけに10着大敗は想定外か。序盤から全くついていけず、懸念していたキャリアの浅さを露呈する形になってしまった。
Kピクシーナイト
調子↑
「前走は出遅れて、前半で力みもあった。それでも3着と力を見せてくれた。中間はゲート練習もした。五分の発馬ならそう差はないと思う。」そう語った陣営だけに、抜群のスタートを切った今回は内心ガッツポーズを見せたか。そのまま逃げ切っての勝利、ジョッキーとしても渾身の一戦だった印象だ。
Lロードマックス
調子↑
「GIでもよく頑張っていたし、着順ほど内容は悪くなかった。初めての当日輸送も問題なかった。走り慣れている左回りに替るのもプラス。」とのコメントも結果はまさかの最下位15着。中2週で調子がホンモノではなかったか?今後が少々心配になる一戦となってしまった。
Mワザモノ
調子→
「前走は初めての右回りや1600メートルは対応して、しっかり伸びてくれた。ウッドチップコースでは動けないイメージだったけど、今週の動きは良かった。いいレースを。」少なからずそう期待されていた1頭だが、今回は8着敗走。流れに戸惑って道中位置取りが下がってしまったのが致命的だった。
Nククナ
調子↑
「追い切りは走りやすい馬場状態だったとはいえ、しまい重点で好時計をマークした。弾むような走りだった。しまいは確実に脚を使うし、荒れてきた馬場でも大丈夫。先々のためにもいい競馬をしてほしい。」そう大いに期待を寄せられていた馬だが、それだけに4着敗退は痛恨。位置取りは良かったものの、馬場の影響か、本調子でなかったか、いずれにせよ前走の様な脚を使うことが出来なかったのが敗因。