2021年1月24日
中京11レース 東海ステークス(G2)
@グレートタイム
調子→
「前走は直線で寄られるところがあったとはいえ、もう少し伸びてほしかった。状態は悪くないし、左回りは合うので、2走前のような競馬ができれば。」と陣営は注目していたが、結果は5着とまたしても振るわず。中京が向いていないという事はなさそうだが…。このメンバーに入るとややパンチ不足感は否めない。
Aダイシンインディー
調子→
「前走はパシファイアー着用で臨み好走。道中は無駄なことをせず集中して走れていたし、今なら控える形でも問題ない。若くて元気な鞍上も合いそうなタイプ。以前に比べると輸送も苦にしなくなった。ここでも楽しみ。」と期待を寄せられるも、今回14着と大敗。位置取り自体は問題ない様に映ったが、勝ち馬のプレッシャーが厳しかったか?次走立て直せるか注目したい。
Bコマビショウ
調子→
「この中間は2土除外になったけど、しっかりと乗り込んで、むしろ体調は上がってきている。広いコースは合っているので、じわっと運んで展開が向けば。」とのコメントも、今回10着と大敗。体調は上向いていても、このメンバーが相手では少々力不足か。
Cタイキフェルヴール
調子↑
「夏負けの影響もあって、前走も間隔があいてしまったし、脚元を考慮しての調整で当日のテンションも高かった。ただ、展開が向いたとはいえ強い内容だったし、ポテンシャルの高さを見せてくれた。重賞挑戦で時計が速くなったときがどうかだが、今回は順調に調整出来ているし、左回りにも実績がある。どこまでやれるか試金石の一戦。」とかなり期待を寄せられていたが、今回結果振るわず8着惨敗。レース後屈腱炎の再発症が発表されたが、状態が良かっただけに無念の一言。
Dテーオーフォース
調子→
「前走はじわじわと脚を使ったし、中間もこの馬なりに順調。相手は揃うが、流れに乗った競馬ができれば。」とのコメントも、結果は11着。終始後方に控え、見せ場も作れず。陣営の指示かジョッキーの判断かは分かり兼ねるが、もう少し積極的な競馬を見たかったところ。
Eインティ
調子↑
「前走後はここを目標に順調に調整出来ている。追い切りは先週しっかりやっているので、今週は調整程度も、仕上がりの良さを感じる。中京コースとは相性がいいし、リズム良く運んで、いい形で本番に向かいたい。」と陣営からは意気込みを感じられたが、今回まさかの12着。終始目標にされる形で、息を入れる事が出来なかったのは痛恨だった。
Fケイアイパープル
調子→
「調子乗り込みは順調で仕上がりは悪くない。ラストはしっかりと伸びるし、重賞でどこまで頑張れるか。できれば砂をかぶらない形で運びたい。」とのコメントも、結果は7着敗走。砂を被らない事を意識した競馬ではあったが、早め先頭でこのメンバーの猛追を凌ぎ切れるほど、流石に甘くはなかったという印象だ。
Gムイトオブリガード
調子→
「帰厩後はしっかり乗り込んできたが、脚元を考慮してダートでの復帰戦。ダート自体は問題ないが、まだ体に緩さを残しているし、休み明けの重賞。甘くないと思うし、次につながる競馬を。」とのコメントだったが、結果は13着と大敗。陣営サイドのコメント通り、本調子にはまだ程遠いという印象。
Hダノンスプレンダー
調子→
「中1週だけどダメージもなく、すぐに乗り込めた。最終追い切りもセーブ気味の調整で十分。雨が降って時計が速くなった時がどうかだけど、徐々に馬もしっかりしてきた。最後まで集中して走ることができれば。」とのコメントだったが、結果は無念の9着。序盤から想定以上速いペースとなり、懸念されていた速い時計での決着となってしまった事は痛恨だった。
Iハヤヤッコ
調子→
「前走後は放牧でリフレッシュし、予定通りにここへ。馬体が成長して馬はパワーアップしているし、中京コースのこの距離も合うイメージ。好レースを期待したいね。」と期待を寄せられていたが、今回6着惨敗。序盤からペースが速くなりすぎて行き脚がつかず。後方からの競馬となってしまったのが悔やまれる。
Jオーヴェルニュ
調子→
「左に張る面がましになり、レース運びが上手になった。血統通り、年齢を重ねて力をつけてきた。この相手でも楽しみ。」と今回強気に構えていた1頭。レースも見事の一言で、好位からの王道競馬で見事勝利を勝ち取って見せた。ここにきて才能を開花させた陣営の手腕は流石の一言。
Kアナザートゥルース
調子→
「前走は気合をつけて好位で運んだら甘くなってしまった。行き過ぎると良くない様だね。ここでも力は足りるので、リズム良く運べれば。」と前走の反省を踏まえての参戦。この作戦が功を奏した様で、今回見せ場十分の2着に好走。仕上がり、レース振り共に文句なしの一言だが、惜しむらくは前に1頭別格な馬が居たことか。
Lデュードヴァン
調子↑
「前走のラストの脚はここへつながる内容だった。デキはさらに上向き。相手は強くなるが、素質的に展開ひとつで差のない競馬が可能では。」と人気薄ながら意外にも強気なコメント。事実後方からの競馬となったが、直線では猛烈な追い上げを見せて小差の4着。もう少しペースが遅ければ勝ち負けまであったと思わせる好内容だった。
Mロードアクシス
調子→
「前走は内枠がいい方に出なかったですね。左回りは初めてですが、放牧でリフレッシュしていますし、今後の選択肢が増えるレースをしてくれればと思います。」とのコメントを寄せていたが、結果は15着としんがり大敗。序盤からペースについていけず最後方まで下がってしまう形、お世辞にも状態面が良いとは言えない一戦だった。
Nメモリーコウ
調子↑
「TCK女王盃を除外されてここへ。前走は急仕上げだったし、使った上積みは十分。相手は揃うが、どこまでやれるか。」と強気なコメントを寄せていた紅一点。この速いペースにもしっかり対応して、今回2着からハナ差の3着と人気を考えれば大善戦。陣営サイドの采配ズバリと言える結果で、主戦の古川吉洋騎手も上手く乗った印象。